働き方改革という言葉は日本に住むみなさんなら知らない人はいないと思います。
法案が成立して少し経ちますが働き方改革というものは何かを再度考えていきたいと思います。
ちなみにジョへーは会社員で、営業職、年間休日96日(これはさすがに仮に残業がゼロだったとしてもしんどいと感じる)、収入は・・・(笑)お客様へ営業しているより会議や無駄な報告の為に気を取られている事が多く、労働時間や営業成績以上に気苦労の方が大変だと感じています。
確かに、働き方改革の名が叫ばれるようになって、会社も定時で帰っても変な雰囲気が流れることは減りました。一部、早く帰ると仕事していないんじゃないかという目でみてくる人もいますけどね(笑)ジョへーは無視です(笑)後々入ってくる後輩たちもいるかも知れないし、屈してしまう事によって悪い文化が残ってしまうからです。
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働き方改革関連法とは?正直じょへーはわかりにくいと思う。
ジョへーも含めてですが、働き方改革の法案とは主に労働時間や休暇についての内容がメインだと言えます。
時間外労働の上限規制[編集]
「時間外労働#限度時間基準」も参照残業労働の上限は月45時間かつ年360時間が原則。繁忙期には単月で休日労働を含み100時間未満で、2~6ヶ月の平均で休日労働を含む80時間以内で、月45時間の原則を上回るのは年6回までの年720時間の残業労働延長ができる。
しかし、年720時間には休日労働を含まないので、企業が休日に働かせれば、制度上80時間の残業を12ヶ月続けられるので、年960時間の残業労働ができてしまう。違反企業や労務担当者には、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金を科す。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9%E6%94%B9%E9%9D%A9%E9%96%A2%E9%80%A3%E6%B3%95
簡単に言えば残業時間は月間45時間までで、繁忙期にはそれを超えて働いていいということですよね。(上回っていいのは年6回までの期限付き)
業種にもよりますが、オフィスワークで真剣に働いて残業上限の720時間も働いてしまうと心身に何らかの影響が出てきますよね。。。
残業45時間/月でも、しっかり働かなくてもそれだけ時間を費やしてしまうとプライベートで余裕を持つ事は簡単ではありません。
それと大切なのが、6ヶ月以下の懲役か30万円以下の罰金があるという点です。
摘発された人を身近でみたことありますか??(笑)
ジョへーと身の回りの友人や知人の勤める企業でこう言った事例を聞いた事は直接、間接問わずゼロです。社会人生活8年程度で沢山の人々に出会ってきて、不自然ですよね(笑)
ブラック企業と言われている企業へ勤めている人は経験あると思いますが、労働基準監督署なんて機能していないと思っている人が大半だと思います。
ただ、間違いなく世の中のブラック企業もこの辺は嫌でも意識するようになってきているなとは見聞きしている限りでは感じます。
ただ労働時間を減らせば働き方改革を行えたとは思わない
企業の存続の為に何が必要かと言えば「利益」です。
この「利益」を働き方改革以前と同等に保って労働時間を減らすということはとても大切な事です。
これを労働生産性と言うのですが、日本はこれまでも現在も労働生産性の低さが課題です。
ただ、もう少し掘り下げれて考えた時に、「仕事」って何の為にするのかってところです。
ジョへーが違うと思うのは、「会社の為」「社会貢献の為」「国や全体の為」です。
いずれも結果的にはそうなっているといいと思うのですが、一番は「自分の為」次に「家族や人の為」だと思うんですよね。
「自分の為」が一番と言うのは家族と豊かな生活を送る為、など自分の理想を実現させる為という事も意味しています。
なので、単純に労働時間を減らせば働き方改革になるかと言えば、そうでもないと思うんですよね。
正直言ってジョへーの勤める会社の労働時間は減ったけど毎日会社に行くのが憂鬱
ジョへーの勤める会社の労働時間は働き方改革法案の問題から、「無駄な残業」「有給取得の寛容さ」は改善されたと思います。
でも、どうしても会社に行く事が毎日憂鬱です。
なぜかを考えてみた。
理由は簡単で会社に対する不満があるからです。
それがどういう感じなのかは、過去の記事に書いています。
関連記事:「会社に行きたくない」と「働きたくない」では全然意味が違うという結論に至った。
関連記事:褒めない、認めない会社、上司は従業員を見下している残念な組織
労働時間は減っても無駄な会議の時間は減っても無くなる事はなく、誰しもが何も発言することを許されないような環境であることで上司と平社員の間の考えに違いが起こったまま変わることはありません。
話し合いの場も何度も持たれているが結局は上司がその上へ交渉や相談をすることを嫌って問題が起こると責任は全て部下の責任になっています。
会社そのもののシステムの改善がないので、仕事もとてもしにくいし、労働時間にはせめていい成果を上げていい気持ちで仕事を終えたいと思っていますが、良くない気持ちをずっと引きずったまま仕事をしているのではないかと自分自身を分析しています。
働き方改革は労働者のためにある政策であってほしい
働き方改革という細かいルールや法案の内容全てを覚える事は難しいと思います。
本来そう言ったルールは労働者も知っておくべきではありますが、会社がしっかり労働基準法通りに従業員を使っていかなくてはならないと思っています。
労働者から「これはおかしい、違法だ」と思われる企業に未来はないと思った方がいいと思います。
一番の目的は「国民の幸せ」ですよね。
それは法律を守ることが幸せでもなく、労働時間を少なくする事でもありません。もちろんそれは手段として非常に有効です。
働き方改革によって「企業」と「労働者」の関係についても今一度見直しをしてほしいと思います。
経済活動をする中で、大変なこともあります。競争があり、相手がある世の中では不和が生じたりもします。それは仕方ありません。ただ、誰しもが幸せになるために働いているという事を「企業」はもちろんのこと「労働者」である我々も意識せねばなりません。
個人的な実感ですが、まだまだ働き方の根本的な改革に至っていないなと感じますが、一人一人が働き方について考える良いきっかけとなっていくことを心から願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!