イギリス、特にロンドンは移民の割合がとても多いです。
この話題は過去にも書いています。
海外を知らなかった僕からすればイギリス=白人が大半だろう、その中に少しだけ他の人種の移民の人たちがいるんだろうというイメージを持っていました。
が、しかし全然違うんですよね。
白人以外の人種でも、イギリス国籍を保有していて、両親が外国で生まれて移民でイギリスへやってきてその子供であるというケースがあります。
つまり移民2世とかそういう表現でしょうか。
逆に白人でもEU各国からやってきた人たちのケースも結構あります。英語のアクセントでなんとなく分かります。(お、成長したねジョへー)
イギリスがEU離脱をするのでこれから人の流れがどうなるかは分かりません。
で、僕もそういう意味では2年間のワーホリという期間限定ではあるけど日本人の移民なわけですよね。
イギリスは英語が公用語なので、
イギリス以外で生まれた人たちも第二言語として英語を使っていたりすると比較的イギリスでもアクセントや微妙な表現の違いはあるにせよ、基本的に日本人がほぼ日本語しか使わないというほど生活上の障壁はないのは事実です。
でも、何故、人々は祖国から遠く離れたイギリスに移民としてやってくるのか気になりませんか?
これから書いていく事は、僕が仲良くなった移民の人たちにリアルに聞いた話を基に書いていきますので、人によって「いやいやそんなまさか」と思われる方もいると思うので信じるも信じないもあなた次第!という程度に読んでいただけると幸いです。
イギリスへ移民する理由はただただひとつ
そうです。
お金、仕事があるから
なんです。
いやぁもういきなり生々しい話して〜ジョへーみたいな声も聞こえてきそうですが、これは移民の全員に当てはまるわけではありませんが、理由の一つとして見て間違いありません。
僕は東ヨーロッパの国から来た人と働くいています。
彼らと共に働き行動していると、僕がイギリスに来た理由(うおービートルズ、オアシス、英語のアクセントかっこえー)とはどう考えても違うという事が話をするまでもなく「彼らは別にイギリスに憧れてきたのではないんだな」と感じられる事が多々あるのです。
どちらかというと、自分の国に仕事がないorあったとしてもすごくお給料が安くて、通貨の価値が高いイギリスに行った方が同じ仕事をするにしても割がいい。
という理由の人がまぁ多いです。
特にイギリスのポンドの価値は2020年現在でも他の国に比べるととても高いので、自分のそれぞれの国で稼ぐ1ヶ月分のお給料の3倍になるような国もあるようです。
そりゃあ、もしイギリスに移り住んで働けるなら、イギリスで働きますよね。。。
ただ、お金を求めてやってきても、その後の生活は移民の人々も考え方はそれぞれで、
移民同士の夫婦が家を買って子供を産んでイギリスに永住する人もいますし、男性だけ出稼ぎでやってきて祖国の家族にお金を送るという人もいますし、イギリスで老後を迎える前に貯めたお金で祖国に帰って余生を過ごしたいという考え方の人もいました。
※イギリスがEU離脱(イギリスではブレクジットBrexitという言い方が多い)をすることによって、移民の受入を大幅に減らすという事がほぼ確実となってきているので今後どうなっていくかは分かりません。
海外知らずだった僕が知った世界
日本の全てがいい!とは決して思わないですけど、イギリスの移民の人たちから話を聞いて感じる事は、
とにかく生まれ育った祖国の経済情勢が良くない。
という事です。
僕は海外=自由!!
みたいな本当、頭すっからかんな考え方を持っていましたが、実際問題はそうでなく誰しもが知るような国の名前でも、実情を聞くと経済状況は著しく厳しいということを思い知らされました。
僕のように、「イギリスかっこえーーーー」と思ってきている人は日本人やその他、経済が潤っている国から来た人たちのほんの少数だと思います。
まぁ、何年在住していても変わることのない英語のアクセントやイギリス人と仲良くしようとしないところを見ているとね。。。。
そういう意味でも日本という国は本当に恵まれています。
日本資本の会社がイギリスには沢山あります。
イギリス資本の会社が日本に沢山あるだろうか?その他の国資本の会社がどれぐらいあるだろうか?
これはいくらお金を積んでもそこに自分が経験してみないとわからないものがあります。
愛国心とかそういうのは日本人からすると照れ臭いでしょうか。
僕はめちゃくちゃ日本が好きになりました。
たまにワーホリで来ているの中で劣等感を感じている人がいますが、僕は全くそうは思わなくて、本当に自分次第で、見方次第で色んな経験や学びがあるなと思います。
これはいくらお金を積んでもそこに自分が経験してみないとわからないものがあります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )