2017年の第四回大会WBCをみなさんは覚えておられるでしょうか?
日本代表はWBC第四回大会で準決勝敗退の「ベスト4」であったということを皆さんは忘れてしまっているかもしれません。
そんな皆様に2017年第四回大会WBCの日本代表メンバーをまとめてみましたので参考にしていただければと思います。
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2017年第四回WBCはベスト4の成績
日本代表チームは2017年第四回WBCはベスト4でした。
準決勝のアメリカ戦で菅野智之が快投を見せますが、8回に今大会好投を続けた千賀滉大がリリーフでまわりましたが、三塁手松田宣浩のファンブルの際にサードゴロで三塁ランナーがホームインし、結果この1点が決勝点となり、敗退してしまいました。
しかし、今大会は結果的に優勝を果たしたアメリカと準決勝で対峙しましたが2-1と接戦であり、WBCの短期決戦がいかに紙一重であるかということがわかる大会となりました。
2017年第四回WBC日本代表メンバー一覧
2017年第四回WBCの日本代表メンバーをまとめてみました。
【監督、コーチ】
役職 | 背番号 | 監督、コーチ名 |
---|---|---|
監督 | 90 | 小久保裕紀 |
ヘッドコーチ | 73 | 奈良原浩 |
投手コーチ | 72 | 権藤博 |
バッテリーコーチ | 84 | 村田善則 |
打撃コーチ | 80 | 稲葉篤紀 |
内野守備・走塁コーチ | 87 | 仁志敏久 |
外野守備・走塁コーチ | 79 | 大西崇之 |
【投手】
ポジション | 背番号 | 選手名 | 所属 |
---|---|---|---|
投手 | 10 | 松井裕樹 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
投手 | 11 | 菅野智之 | 読売ジャイアンツ |
投手 | 12 | 秋吉亮 | 東京ヤクルトスワローズ |
投手 | 14 | 則本昂大 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
投手 | 15 | 宮西尚生 | 北海道日本ハムファイターズ |
投手 | 17 | 藤浪晋太郎 | 阪神タイガース |
投手 | 19 | 増井浩俊 | 北海道日本ハムファイターズ |
投手 | 20 | 石川歩 | 千葉ロッテマリーンズ |
投手 | 30 | 武田翔太 | 福岡ソフトバンクホークス |
投手 | 34 | 岡田俊哉 | 中日ドラゴンズ |
投手 | 35 | 牧田和久 | 埼玉西武ライオンズ |
投手 | 41 | 千賀滉大 | 福岡ソフトバンクホークス |
投手 | 66 | 平野佳寿 | オリックスバファローズ |
【捕手】
ポジション | 背番号 | 選手名 | 所属 |
---|---|---|---|
捕手 | 9 | 炭谷銀仁朗 | 埼玉西武ライオンズ |
捕手 | 22 | 小林誠司 | 読売ジャイアンツ |
捕手 | 27 | 大野奨太 | 北海道日本ハムファイターズ |
【内野手】
ポジション | 背番号 | 選手名 | 所属 |
---|---|---|---|
内野手 | 2 | 田中広輔 | 広島東洋カープ |
内野手 | 3 | 松田宣浩 | 福岡ソフトバンクホークス |
内野手 | 4 | 菊池涼介 | 広島東洋カープ |
内野手 | 6 | 坂本勇人 | 読売ジャイアンツ |
内野手 | 13 | 中田翔 | 北海道日本ハムファイターズ |
内野手 | 23 | 山田哲人 | 東京ヤクルトスワローズ |
【外野手】
ポジション | 背番号 | 選手名 | 所属 |
---|---|---|---|
外野手 | 1 | 内川聖一 | 福岡ソフトバンクホークス |
外野手 | 7 | 青木宣親 | ヒューストンアストロズ |
外野手 | 8 | 平田良介 | 中日ドラゴンズ |
外野手 | 25 | 筒香嘉智 | 横浜DeNAベイスターズ |
外野手 | 51 | 鈴木誠也 | 広島東洋カープ |
外野手 | 55 | 秋山翔吾 | 埼玉西武ライオンズ |
となっておりました。前回大会に続き野手陣では内川聖一、坂本勇人、中田翔、松田宣浩、などのメンバーが、投手陣は4年に1度の大会なので毎回メンバーがガラッと変わり新しい選手が出てくるところがWBCの楽しみでもありますよね!
2017年WBCメンバー詳細〜投手編〜
世界でも最強クラスと言われている日本の投手陣の成績をまとめてみました。
※通算成績はWBC時点ではなく2022年終了時点でのものとなります。
松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)

3試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 2.2回 5奪三振 四球1 防御率0.00
442試合 23勝43敗 197セーブ 68ホールド 602.1回 防御率2.48 777奪三振 WHIP1.13(2014年〜2023年現在現役 実働9年)
菅野智之(読売ジャイアンツ)

3試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 14.1回 16奪三振 四球1 防御率3.14
238試合117勝62敗 1622.2回 防御率2.46 1420奪三振 WHIP1.04 (2013年〜2023年現在現役 実働10年)
秋吉亮(東京ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ→福井ネクサスエレファンツ→福岡ソフトバンクホークス→千葉スカイセイラーズ)

3試合 1勝0敗0セーブ0ホールド 4.1回 7奪三振 四球1 防御率0.00
381試合 20勝24敗71セーブ78ホールド 392.0回 防御率3.05 359奪三振 WHIP1.09 (2014年〜2022年 実働9年)
則本昂大(東北楽天ゴールデンイーグルス)

2試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 3.2回 3奪三振 四球1 防御率9.82
239試合 106勝83敗 1575.0回 防御率3.16 1606奪三振 WHIP1.17 (2013年〜2023年現在現役 実働10年)
宮西尚生(北海道日本ハムファイターズ)

4試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 2.0回 4奪三振 四球1 防御率0.00
808試合 36勝37敗380ホールド 683.0回 防御率2.50 622奪三振 WHIP1.12(2008年〜2023年現在現役 実働15年)※赤字はNPBでの歴代最多
藤浪晋太郎(阪神タイガース→オークランドアスレチックス)

1試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 2.0回 4奪三振 四球1 防御率0.00
189試合 57勝54敗0セーブ11ホールド 994.1回 防御率3.41 1011奪三振 WHIP1.35(2013年〜2022年 実働10年)
2023年シーズンよりオークランドアスレチックスでプレー。
増井浩俊(北海道日本ハムファイターズ→オリックスバファローズ)

1試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 2.0回 4奪三振 四球1 防御率0.00
551試合 41勝47敗163セーブ158ホールド 731.1回 防御率3.08 725奪三振 WHIP1.30(2010年〜2022年 実働13年)
石川歩(千葉ロッテマリーンズ)

2試合 1勝0敗0セーブ0ホールド 7.0回 2奪三振 四球2 防御率7.71
192試合 76勝65敗0セーブ5ホールド 1186.2回 防御率3.48 758奪三振 WHIP1.22(2014年〜2023年現在現役 実働9年)
武田翔太(福岡ソフトバンクホークス)

1試合 1勝0敗0セーブ0ホールド 3.0回 3奪三振 四球1 防御率3.00
188試合 65勝46敗2セーブ9ホールド 960.0回 防御率3.31 820奪三振 WHIP1.31(2012年〜2023年現在現役 実働11年)
岡田俊哉(中日ドラゴンズ)

2試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 1.0回 1奪三振 四球1 防御率0.00
350試合 19勝23敗19セーブ62ホールド 407.0回 防御率3.52 357奪三振 WHIP1.29(2013年〜2023年現在現役 実働10年)
牧田和久(埼玉西武ライオンズ→サンディエゴパドレス→東北楽天ゴールデンイーグルス→中信兄弟)

5試合 1勝0敗2セーブ0ホールド 6.0回 6奪三振 四球2 防御率3.00
345試合 55勝51敗27セーブ78ホールド 987.2回 防御率2.81 552奪三振 WHIP1.17(2011年〜2017年,2020年〜2021年 実働9年)
27試合 0勝1敗0セーブ2ホールド 35.0回 防御率5.40 37奪三振 WHIP1.26(2018年 実働1年)
千賀滉大(福岡ソフトバンクホークス→ニューヨークメッツ)

4試合 1勝1敗0セーブ0ホールド 11.0回 16奪三振 四球1 防御率0.82
224試合 87勝44敗1セーブ20ホールド 1089.0回 防御率2.59 1252奪三振 WHIP1.11(2012年〜2022年 実働11年)
2023年シーズンよりニューヨークメッツでプレー。
平野佳寿(オリックスバファローズ→ダイヤモンドバックス→マリナーズ→オリックスバファローズ)

6試合 1勝0敗0セーブ0ホールド 5.1回 7奪三振 四球1 防御率3.38
643試合 52勝74敗213セーブ150ホールド 1063.2回 防御率3.00 963奪三振 WHIP1.13 (2006年〜2017年,2021年〜2023年現在現役 実働14年)
150試合 9勝9敗8セーブ48ホールド 131.2回 防御率3.69 131奪三振 WHIP1.30 (2018年〜2020年 実働3年)
2017年WBCメンバー詳細〜捕手編〜
第四回大会の奥義の要、捕手の成績をまとめてみました。
※通算成績はWBC時点ではなく2022年終了時点でのものとなります。
炭谷銀仁朗(埼玉西武ライオンズ→読売ジャイアンツ→東北楽天ゴールデンイーグルス)

2試合 0打数0安打 打率.--- 本塁打0 打点0 犠打0 犠飛0 四球0 三振0
1476試合 3714打数796安打 打率.214 本塁打46 打点337(2006年〜2022年 実働17年)
小林誠司(読売ジャイアンツ)

7試合 20打数9安打 打率.450 本塁打1 打点6 犠打3 犠飛1 四球1 三振4
745試合 1722打数358安打 打率.208 本塁打15 打点142(2014年〜2023年現在現役 実働9年)
大野奨太(北海道日本ハムファイターズ→中日ドラゴンズ)

出場なし
907試合 1991打数426安打 打率.214 本塁打31 打点168 犠打129(2014年〜2023年現在現役 実働9年)
2017年WBCメンバー詳細〜内野手編〜
第四回大会を支えた内野手の成績をまとめてみました。
※通算成績はWBC時点ではなく2022年終了時点でのものとなります。
田中広輔(広島東洋カープ)
3試合 8打数2安打 打率.250 本塁打0 打点0 盗塁2 犠打0 犠飛1 四球1 三振1
1011試合 3421打数894安打 打率.261 本塁打61 打点313 128盗塁 (2014年〜2023年現在現役 実働9年)
松田宣浩(福岡ソフトバンクホークス→読売ジャイアンツ)

7試合 24打数8安打 打率.333 本塁打1 打点7 盗塁1 犠打0 犠飛1 四球0 三振6
1910試合 6903打数1831安打 打率.265 本塁打301 打点991 135盗塁 (2006年〜2023年現在現役 実働18年)
菊池涼介(広島東洋カープ)

7試合 30打数8安打 打率.267 本塁打1 打点4 盗塁1 犠打2 犠飛0 四球2 三振7
1408試合 5455打数1477安打 打率.271 本塁打117 打点525 犠打328(2012年〜2023年現在現役 実働11年)
坂本勇人(読売ジャイアンツ)

6試合 24打数10安打 打率.417 本塁打0 打点1 盗塁1 犠打1 犠飛0 四球3 三振1
1985試合 7580打数2205安打 打率.291 本塁打266 打点944 160盗塁 ※2022年シーズン終了時点(2007年〜2023年現在現役)
中田翔(北海道日本ハムファイターズ→読売ジャイアンツ)

6試合 21打数5安打 打率.238 本塁打3 打点8 盗塁1 犠打0 犠飛0 四球4 死球0 三振2
1604試合 5832打数1456安打 打率.250 本塁打288 打点1025 (2009年〜2023年現在現役 実働15年)
山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)

7試合 27打数8安打 打率.296 本塁打2 打点8 盗塁3 犠打1 犠飛1 四球5 三振4
1325試合 4894打数1401安打 打率.286 本塁打271 打点801 盗塁190(2012年〜2022年 実働12年 2023年現在現役)
2017年WBCメンバー詳細〜外野手編〜
第四回大会の外野手の成績をまとめてみました。
※通算成績はWBC時点ではなく2022年終了時点でのものとなります。
内川聖一(横浜ベイスターズ→福岡ソフトバンクホークス→ヤクルトスワローズ)

2017WBC大会成績
6試合 10打数3安打 打率.300 本塁打0 打点3 盗塁0 犠打0 犠飛1 四球2 死球0 三振1
2022試合7230打数2186安打 打率.302 本塁打196 打点960 二塁打360 (2001年〜2019年、2021年〜2022年 実働21年)
青木宣親(ヤクルトスワローズ・東京ヤクルトスワローズ→ブルワーズ→ロイヤルズ→ジャイアンツ(MLB)→マリナーズ→アストロズ→ブルージェイズ→メッツ→東京ヤクルトスワローズ)

2017WBC大会成績
6試合 22打数4安打 打率.182 本塁打0 打点2 盗塁0 犠打0 犠飛0 四球6 死球0 三振3
1556試合 5909打数1874安打 打率.317 本塁打142 打点639 盗塁173 二塁打315 (2004年〜2011年,2018年〜2023年 実働14年※2023年現在現役)
759試合 2716打数774安打 打率.285 本塁打33 打点98 (2012年〜2017年 実働6年)
平田良介(中日ドラゴンズ)

2017WBC大会成績
2試合 3打数0安打 打率.000 本塁打0 打点0 盗塁0 犠打0 犠飛0 四球1 三振1
1277試合 3900打数1046安打 打率.268 本塁打105 打点484 (2006年〜2022年 実働17年)
筒香嘉智(横浜ベイスターズ・横浜DeNAベイスターズ→レイズ)

2017WBC大会成績
7試合 25打数8安打 打率.320 本塁打3 打点8 盗塁0 犠打0 犠飛0 四球5 三振6
968試合 3426打数977安打 打率.285 本塁打205 打点613 (2010年〜2019年 実働10年)
182試合 557打数110安打 打率.197 本塁打18 打点75 (2020年〜2023年現在現役 実働3年)
鈴木誠也(広島東洋カープ→シカゴカブス)

2017WBC大会成績
5試合 14打数3安打 打率.214 本塁打0 打点0 盗塁0 犠打2 犠飛0 四球2 三振4
902試合 2976打数937安打 打率.315 本塁打182 打点562 (2013年〜2021年 実働9年)
111試合 397打数104安打 打率.262 本塁打14 打点46 (2022年〜2023年年現在現役 実働1年)
秋山翔吾(埼玉西武ライオンズ→レッズ→広島東洋カープ)

2017WBC大会成績
4試合 10打数3安打 打率.300 本塁打0 打点2 盗塁1 犠打0 犠飛1 四球2 三振0
1251試合4829打数1446安打 打率.299 本塁打121 打点539 盗塁112(2011年〜2019年,2022年〜2023年現在現役 実働10年)
142試合317打数71安打 打率.224 本塁打0 打点21 盗塁9(2020年〜2021年 実働2年)
第四回大会の2017年WBCは紙一重の差で逃した大会となった
順調に勝ち進み決勝トーナメントまで進んだ第四回大会のWBC2017年ですが、
準決勝のアメリカ戦では菅野智之が好投をし、千賀滉大にリリーフを譲るという豪華な展開でしたが、8回に松田宣浩のサードゴロのファンブルで残念ながらこれが決勝点となってしまい敗退が決まりました。
また、本大会では小久保監督が就任していましたが、前回大会から本大会までの期間を監督として務めており、野球日本代表に本格的に力が入り出したことがわかります。