どうしてもこの内容を発信したかった!ジョへーです!
今回は「正社員」「終身雇用」がもう機能していないのではないかという事について書いていきます。
私が働いていて思うという事と、超有名サッカー選手本田圭佑選手のツイートを見たのがきっかけです。
以下が、本田選手のツイートです。
今後の日本のことを考えると終身雇用を支持する考えには反対やね。いわゆる守りの制度なわけやけど、少子高齢化に向かう日本は安定を求めて守りに入って安定を得れる状況ではないのは誰もが分かりきってることやのに。
安定という錯覚などこの世に存在しないことを受け入れて行動に移らないと。
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) May 17, 2019
如何でしょうか。
このツイートは現在の日本の社会構造や雇用形態からすると賛否両論が起こりそうではありますが、私は本田選手の発言内容には賛成です。
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正社員だから安心とは言えない時代
社会人として働く上で正社員と言えば一つの「安心」だったり、なんだったら「ブランド」と捉える方もいるのではないでしょうか。
あなたはそうは思わなくても、あなたのご両親や、周りの人たちが働く上で「正社員かどうか」を問い掛ける姿を自分や他人を含めよく見てきました。
なんで聞くんだろうなぁって笑
確かに正社員というのは法律上、解雇が非常に難しいですが、だからと言って会社が潰れない保証なんてどこにもないんですよね。
今の時代、この先50年続く会社なんて戦後の歴史からみてもほとんどないと思います。
というのも世の中のサービスや動向がめまぐるしく変わっている中なので、今年はこれが売れたけど来年には全然違うものが売れるという事はよくあります。
例えばIT業界では、一つのサービスや技術は今や1年後でさえも分からない時代なのです。
だって、新製品のスマートフォンがヒットしても、その後の製品が鳴かず飛ばずだと、メーカーはいよいよ事業を手放すとか何とかニュースになるじゃないですか。
その中で正社員で働くという事がそんなに安泰なのかと考えるとジョへーは絶対にそうではないと思っています。
だって、正社員だからと言って会社に利益が全くでないならお給料は払えませんよね?
基本原則はここなんですよ。会社に利益があるから従業員に給料が払える。
超個人的なジョへーの意見ですが、今の日本で働く人々はこの辺りを認識して働いている人ってとっても少ないなと思うんですよね。
終身雇用のように働ける企業はごく僅かではないだろうか
ひと昔前と違って、終身雇用のように働ける企業というのは絶対的に減っていると思います。
それは、統計的なものではなくジョへーが実際に感じている事で、
仕事関係で出会った人や友人と話していると、「今のこの仕事と仕事内容を一生やっていくのはとても不安がある。」というもの。
その「不安」というものは漠然としているけど、なんだろうかと考えたのですが、以下のようになると思います。
・体力的に難しい
・若い人向けにしかできない仕事で50歳、60歳になってもやっている自分が想像できない
・この会社、事業が自分が定年を迎える頃まで続いているとは考えにくい
というものです。
ジョへーが今まで働いてきた仕事にも当てはめてみましたが、事業自体が続きそうなものもありましたが、大半はその時代に良くても30年、40年後にはもしかしたら無くなっているんじゃないかと思うような事業や業態も沢山ありました。
ただ、クライアントで仲良くなった同世代の大企業へ新卒で入社した友人は、収入も福利厚生も世間一般よりもはるかに素晴らしく、辞めるに辞められないと言っていました。ジョへーの見立てでも定年まで色々あるだろうけど潰れる事はないなと思ったものです。
所属している会社によるとは思いますが、大半の会社、事業に永遠などはあり得ないので、この先、同じように働き続けるという事はまず無いのではないでしょうか。
そうして考えると正社員だから大丈夫という考え方は決してないと思います。
正社員のメリット
正社員にもメリットがあります。これは会社が用意してくれている福利厚生なども含めて一般的な最低限のものを挙げていきます。
・昇給がある。
・ボーナスがある。
・会社が解雇にするのが難しい
・一定額の給与はしっかり貰える
などでしょうか。会社によっては他にも正社員と非正規雇用の間での違いが沢山あるかもしれません。
この先も終身雇用は持続できるのか
未来のことなので誰もわかりません。でも、色んな要因から予測する事はできます。
本田選手のツイートにもあったように日本の少子高齢化の問題は深刻だと思います。
労働人口が減ると一人当たりの税負担も増えるので、物理的に娯楽などの消費に回せる出費を抑えなければなりません。
そうなると会社を経営しモノやサービスを売る側も厳しくなってくるわけです。
事業によっては、事業再生や見直しのために縮小を余儀なくされる場合があります。
そこで一番のコストとなるのが「人件費」です。
ここで既に終身雇用に無理が出てきているのは明白ではないでしょうか。
名だたる大企業が早期退職を募集したらしい
最近ニュースでとても多くなっているのが大企業の早期退職勧告です。
2019年だけでもコカコーラ、日本ハムなど名だたる大企業が45歳以上を対象に数百人規模で早期退職を募っていました。
ジョへーが現在29歳なので後15年でそうなってしまったらもうどこにもいく場所はありませんね。。。いやこれはマジで日本やばいと思うんですよ笑
大企業なので、実情は分かりかねますが早期退職に伴う退職金や子会社への斡旋を含めた再就職もあるかもしれません。
ですが、何年も務めた会社を45歳辺りになって今している仕事を辞めさせられて突然新しいところに行くというのは、当事者からすれば「絶望」でしかないのではないでしょうか。
この早期退職を勧告された対象の方も、高校や大学を卒業して一度も転職をせず、会社に貢献してきた人もいるでしょう。
それでも、こうやって企業の事業再編などによって職を失うというリスクがあるのです。
一人一人が生き残りの為に競争しているという意識を
これからの時代は正社員であるかどうかや、その企業が大企業なのか中小企業なのかというよりも、一人一人が生き残りのために生きていかなければなりません。
グローバルというと聞こえはいいですが、今や日本だけの発想では、どんどん海外の競争力も激化しているので、これまでの考えも大切ですが、捨てなければいけないものもあるでしょう。
実際に、ジョへーは正社員として会社に所属していますが、世の中にはYoutuberやフリーランス、ブロガー等、自身の能力をダイレクトな対価として生計を立てておられる方も沢山います。
そして、ジョへーが1年に稼げる給料を1ヶ月や数ヶ月で稼いでしまう人がいるのも事実です。
ま、ジョへーの給料がとっても寂しいのもあるかもしれませんけどね涙。。。
如何でしたでしょうか。日本の雇用制度というものには賛否両論あり難しいと思います。
ですが、一人一人が正解を見つけてそれに向かって行動していかなければいけない難しい時代でもあると思います。
固定観念にとらわれず、常に目の前にある物事に疑問を持ちながら日々を過ごしていきたいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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