イギリスワーホリ

幸せはひとつだけではない。だから僕はYMSの制度を使ってイギリスへワーホリに行きます。

これは日本が、という言い方はすべきではないのかも知れない。

でも、会社員として働いてきてすごく違和感があった。

勿論、完璧に仕事をこなしてこれたわけでもない。

期待以上の仕事を出来たという自負もない。

でも、仕事ってこんなに苦しまなければいけないものなのだろうか。日曜の夜、前日の夜も眠れず行きたくなくなるぐらいなのだろうか。

苦しみの先に得るものがあるのはわかる。でも、社会人になったらそれを強制されるのは少し違う気もした。

仕事に行きたくなくなった理由を自分なりに考えてみた

20歳後半になり、人生としてはそれなりに固めていかなければいけない年齢になってきた。

でも、歳を重ねる毎に会社へ行くことに疑問を持っていった。

何故か。

モチベーションが下がってしまった理由

  • 仕事で得られる達成感を感じなくなった。(精神面)
  • 自分のしている仕事が本当に価値のあるものなのか。(給与面)
  • ただ苦しいだけでそれが終わった時にその先も苦しみではないかと思った。(精神面)
  • 無理に頑張っている自分を演じている気がした。(精神面)
  • 仕事よりも人間関係の方が複雑なことに気付いた。(対人関係)

これが僕の隠しようのない思いだ。

「甘い」という人もいると思う。確かにそうなのかもしれない。

お客様を喜ばせる為に努力をし、会社に利益をもたらし、その対価を給与として受け取るという構造はどんな世界でも同じだ。

でも、会社員だとどこかそのあたりが明確ではないような気がしてならない。

確かに会社の力というのは会社員の僕たちが思っているより大きい。

会社の名前一つでモノが売れるし先方と話が出来る。

僕は、自分自身がレールに敷かれているような気がしてならなかった。リスクがあるのも分かる。

でも、会社員として一生を捧げて人生を終える自分が想像出来なかった。本当に素直な気持ちだ。

これは英語の学習を始めた時に、「会社員の自分以外の居場所を作る」と意気込みオンライン英会話を始めたのがキッカケだ。

会社員の人間関係は独特である

これは「日本の会社」と言ってもいいかはわからない。何故ならば僕は「外国の会社」で働いた事がないからだ。

ただ、僕は仕事をする上で同僚や上司は「ビジネスパートナー」という位置付けであるところはブレない。

僕は周りの人がどうしていようが、与えられたミッションを確実にこなす事が大事だと思っていた。勿論、わからないことは同僚や先輩、上司の助けも必要だ。これは人が行きていく上で世界中どこでも共通していることだと思う。

でも、僕が会社員をやってきて不思議に思った事がある。それは、

「やたらと他人がどうであるか、どうしているか、どんな間違えをしているか」という事に神経を張り巡らせている人があまりにも多い事だ。

これは一見するととても面倒見のいい事かもしれない。だけど、本当にそうなのだろうか。

実際に人間関係で感じたこと

  • ひとつのミスでも許されない雰囲気があり、素晴らしいゴールまで確かに細かいツッコミどころはある。でもその一つのツッコミどころを徹底的に叩く人がいる。
  • ひとりが何かを悪いと言い出すとみんな右向け右で、当事者が犯罪者にでもなった雰囲気が漂う。
  • 不満はハッキリ言わないので言葉の裏を読み取って行動しないといけないが、言われていないので自分なりに気を遣ってとった行動が裏目に出る。
  • 「察する」事が正義で、必要以上に神経を使い、仕事に集中できなくなる。

僕は鈍感なのだろうか(笑)

この辺りに悩む事が多くて社会人になってイジメを受けた事もある。これはまた記事にまとめてみたい。

常に見られているような人間関係の中で働く事に限界を感じた。コンプライアンスに抵触するようなことはしていない自負はあるが、細かな、本当に些細なミスなんて誰しもが起こしている。

人に指摘する事が大好きな人でもだ。

どうしてもこの辺りに耐えられなくなって会社を辞めた。

雇用形態が独特

日本は正社員雇用で、会社さえ倒産しなければ半終身雇用が約束される素晴らしい雇用形態なのだが、これが時に人をダメにしているのではないだろうか。

能力問わず、継続年数で何となく昇進し何となく昇格する。

それはそれで幸せなのかもしれない。

だが、他の会社でも通用するかと言えば全然そんな事もない。

でも、クビになる事もなければ何年も昇進してから高給取りで非生産な社員がたくさんいることもある。

結局、真面目に頑張った方が損をする構造に陥りがちな点は見逃せない。これは会社によるが、僕はこういう会社にいた事もある。

仕事はお金を稼ぐものであって会社の為ではない

仕事の最終目的はお金を稼ぐのが目的だ。

会社員になると、決められた休みと労働時間の中で成果を上げなければいけない。

ほとんどが「決められている」のだ。

それでも、残業代の不払いや付き合い残業というものが2019年になっても横行している会社は肌で感じている限りほとんどだと思う。

この辺りについて経営者は勘違いしないで欲しい。確かに仕事を失うと困る。

困るけど、他に会社なんていくらでもあるのだ。

「早期退職は悪」「転職は悪」「辞める事自体が悪」という見えないマイナスイメージが蔓延していると思う。

本当は辞められると困るのは会社ではないだろうか。

辞められないために、会社は従業員にどれだけいい環境が与えられるのかを考えて欲しいものである。

いつまでも日本だけしか知らないのは損だと思ったからYMSの制度を使ってイギリスへワーホリに行ってみます

イギリスのワーホリ制度(YMS)で2年間の就労が可能だ。

もう渡英して1ヶ月で30歳を迎えるので僕は決して若くない。

今まで挑戦する機会は沢山あったが、ようやく決断が出来た。

日本の会社しか知らない自分でいいのだろうか。

日本の社会しか知らない自分でいいのだろうか。

人に与えられてばかりの幸せでいいのだろうか。

人生一度です。自分で創り上げたものは財産となると信じたい。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )

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