2021年のプロ野球、レギュラーシーズン(ペナントレース)も終えました。
予想外の順位と共に、今年もプロ野球ファンを楽しませてくれましたね!
早速ですが2021年パリーグ投手のタイトルホルダーを紹介していきます。
ちなみに2021年シーズン前に予想した記事はこちらになりますので、
「あ、もう、そんな全然当たってないじゃない笑」と笑ってみてあげてくださいませm(_ _)m
それでは、2021年のパリーグ投手のタイトルホルダーを見てみましょう!!
2021年パリーグ投手タイトルホルダーだ!
【最優秀防御率】
👑山本由伸(オリックスバファローズ) 受賞2度目(2019年、2021年)
防御率1.39
最強ですね、最強!2021年オリックスをリーグ優勝に導いたチームの柱である山本由伸。
投げるボールどれも一級品で、もはや2021年現在球界最強投手と言っても過言ではないのではないでしょうか。また、プロ入り3年目の2019年から先発に専念してから防御率は2019年から2021年まで各1.95、2.20、1.39(太字はタイトル獲得)と相手球団を寄せ付けない投球を披露してきました。
また、2021年はチームメイトの宮城大弥が2.51の2位に付けましたが、それでも1点以上の差をつけての堂々の獲得は流石の一言に尽きます。
【最多勝】
👑山本由伸(オリックスバファローズ) 初受賞(2021年)
18勝5敗
最優秀防御率に続き最多勝も18勝で山本由伸となりました。
意外にも彼の5年間のプロ野球のキャリアの中でも二桁勝利が初めてであったという事です。前述の通り、最優秀防御率に2019年も輝いておりながら僅か8勝と当時は好投しながらも援護にも恵まれませんでした。先発投手のつらいところは、防御率が勝利数に比例しないことがあるという事です。
しかし2021年はオリックスの打線が機能し、彼自身のパフォーマスも無双とも言える状態でしたので価値のある最多勝獲得となったのではないでしょうか。
また、2位は13勝でオリックスの宮城大弥でした。
【最優秀中継ぎ投手(最多ホールド)】
👑堀瑞輝(北海道日本ハムファイターズ) 初受賞(2021年)
39ホールド
シーズン前の予想では、彼が上がってくるということは予想出来ませんでした。しかし1年を通して60登板、53.1イニングを投げ、防御率は2.36、奪三振率も9.45をマークするなど非常に高いレベルで1年間を投げ切る事ができました。
チームはシーズン5位と低迷してしまいましたが、これからも怪我なくチームが上位争いをしていく時には必要不可欠な存在として球団のレジェンド宮西と共にチームの柱となってくるでしょう。
また、2位は楽天の酒居知史の28ホールドとロッテから移籍し更に飛躍した一年となりました。
【最優秀救援投手】
👑益田直也(千葉ロッテマリーンズ) 受賞2度目(2013年、2021年)
38セーブ
圧倒的な投球で2度目の最優秀防御率に輝いた益田直也。チーム自身は惜しくもリーグ優勝を逃しましたが、益田直也の安定感抜群(防御率2.24、奪三振率9.51)の投球なしではチームは2位で終えられることはなかったでしょう。
毎日ブルペンで準備をしないといけないリリーフという心身ともに休まることのないポジションの中で、少し不調に悩む年度もあったものの、それでもリリーフとして通算10年で593試合に登板してきたという点ではチームの大きな柱となるはずでしょう。
これからもチームに大きな影響を及ぼす選手としてリリーフ人の柱としての活躍に期待したいですね。
【最多奪三振】
👑山本由伸(オリックスバファローズ) 受賞2度目(2020年、2021年)
206奪三振
現代日本球界最強投手としての地位を確立しつつある山本由伸ですが、シーズンを投げ抜いてタイトルを総なめにしました。特に奪三振率は先発ながら脅威の9.57となりました。つまり投げたイニングよりも多くの三振を取っている計算になり、通常、奪三振率が9を超えてくるのは短いイニングを全力で投げられるリリーフ投手の方に多いのですが、先発でこの9以上の奪三振率を記録できるという点でも1年を通して相手打者を圧倒させたという事が数字から見て取れます。
また、2位は楽天の則本昂大で152奪三振、奪三振率はこちらも脅威の9.46と則本投手自身も怪我から復活といえる1年になりました。
2021年シーズン前のタイトル予想は当たらなかった。。。
シーズン前、それもキャンプ前に予想して書いたものなので、前年のデータを基に自分の思い付きで予想してしまいましたね。
また、投手力の安定がチーム上位浮上の大きな要素となるという事はこのタイトル獲得選手の所属チームを見てみると非常によくわかるのではないでしょうか。
そして25年ぶりのリーグ優勝を果たしたオリックスバファローズを支えたのが、タイトルをほぼ独占した山本由伸、タイトル獲得こそ惜しくもなりませんでしたが、好成績を挙げた高卒2年目左腕の宮城大弥の躍進が非常にチームの勝利に貢献したのではないでしょうか。
山本由伸の最優秀防御率は本命として予想通り当たりました。
しかし、逆に田中将大が楽天に加入することが決まって最多勝候補にも挙げましたが1年ほぼローテを守り抜き、安定した投球を見せながらも援護に恵まれずまさかまさかの4勝と波乱が起きました。
また、ソフトバンクのエースの千賀滉大が怪我で年間通して投げられなかったこと、リリーフではモイネロ、森唯斗の途中離脱など、予想通りにはいきませんでした。
また、西武の絶対的リリーフへの道を歩み進化中の平良海馬はシーズンを通してリリーフとして投げ抜き、防御率は脅威の0.90とリリーフ投手陣でもタイトル級の活躍を見せましたが、チーム事情により抑えと中継ぎの両方をこなしたため、タイトル獲得とはなりませんでした。また、2020年セーブ王の増田達至が勤続疲労からかシーズン序盤非常に苦しみ、タイトル圏内を争うことはありませんでした。
奪三振数はシーズン前に予想していなかったのですが、やはりその時代時代の最強投手が受賞しているなという印象が強く、過去では松坂大輔、杉内俊哉、ダルビッシュ有、金子千尋など、やはり三振を多く取れる選手がその時代を象徴するリーグのエースと言えるのではないでしょうか。
やはりタイトル争いはプロ野球ファンにとって唯一、贔屓チームが低迷していても期待が持てる部分の一つで野球が一種の個人競技であるという点も見えてきます。
パリーグの投手は例年、勢いのある球界を代表する球速に力のある投手が誕生していることが多いという事実がありますが、これはDH制で打席に立たなくても良いという点からなのでしょうか。
2021年パリーグ野手タイトル獲得記事もありますので併せてご覧下さいませ。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました( ^ω^ )
[…] 【2021年プロ野球】パリーグ投手タイトルホルダーを見よ! 2021-11-01 […]