イギリスワーホリ

【イギリスワーホリ・YMSで引越しの巻】これは心身共にヤバイと思ったから引っ越しを決断しました

イギリスに来て2ヶ月が過ぎようとしています。

今回は、住んでいる家(ルームシェアとして住んでいます)から転居する事に決めたので「なぜ、引っ越しを決断したか」について書いていきたいと思います。

※今回書いているのはルームシェア(殆どの場合は大家さんや他人と一緒に暮らす)の引っ越しについて書いているので、日本で一般的な自分で家を借りるような「賃貸」とは少し違います。

イギリスでルームシェアとして生活して2ヶ月の感想

1人で住めるなら絶対にその方が良いんですが、なんせイギリスの家賃がとにかく高い(という事もあって、ある程度の金額に生活費を抑えようとするとワーホリの大半の方は「ルームシェア」を選んでいると思います。

※探せばシャワーやトイレ、キッチンなどが自分用にあるルームシェア物件もあるようですが、若干お値段は高めのようです。

僕のイギリスでのルームシェアは大家さんが4人家族でそこに僕が住んでいるという状況です。

で、ルームシェアはどうかと?

日本にいるときは「ルームシェアなんて絶対無理(*´Д`*)」と思っていましたが、案外大丈夫でした。

仕事から帰ってきてシャワーをサッと浴びてご飯を食べて、寝るまでの時間でゆっくりくつろいで寝るという生活は特に日本とは変わりませんからね。

いざ、ルームシェアをすると極端にお互いのプライベートに干渉するということは基本的にありませんでした。

いやいやでも、今回「引越しする」って言ってたよね?

そうなんです。今回は何故、僕が今の家を出ていく事になったのかを、どうしても僕の中で「ここに居たくないor居られない」と感じた話を出来るだけ笑い話に変えながら書いていきます。長々書いた割にここからが本番という事ですね笑

この点においては、僕の経験の中での失敗談なので、これから新しくワーホリで家を探す方には僕なりの「これは入居を決める前に確認しておいた方が良い」というポイントも後ほど書いていきますね!

え?そんな事ある(>人<;)?という事が結構あった

イギリスに渡る前から「住居関係で大家さんと色々あるかもしれない」みたいな話はちょくちょく耳にはしていました。

今回僕の住んでいる家で起こった、「いやそんなめちゃくちゃな( ;∀;)」という点をいくつか挙げていきたいと思います。

※基本的にはルームシェアでも一般的には一般人であるオーナーが契約書「コントラクト」は入居後などに作成してくれるものですがその契約書が何もないというなんともまぁ怪しい状態であったという前提で読み進めてください。

①洗濯機が使えない

いや、嘘でしょー??って思われる方も多いと思いますが、2ヶ月間洗濯機を使わせて貰えませんでした。理由は「家族の洗濯物でいっぱいになるし電気代も水道代もどうのこうの。。。」と言って、安い家賃ではないにも拘らず洗濯機を使う事ができませんでした。。。

その間、我慢して我慢して10日置きにコインランドリーに歩いて行っていました。(マジで時間とお金の無駄でした。)

一言いいですか?

それも含めた家賃でしょう。。。仕事場の日本人以外にも聞いたけどそんな物件聞いた事ないって言われたぜ。。。

②リビングから聞こえてくる音楽と映画が異常にうるさい

これは例え僕の好きな音楽と映画でも無理です。。。

平日は夜10時過ぎ、ヤバイ時だと23時ぐらいまで、彼ら自慢のBoseの見事なウーファー付きで4つぐらいスピーカーのあるスペシャルサウンドにやられました( ;∀;)


彼らのリビングにあったのはこんな感じのでした。。。

それにしてもめっちゃ高い(笑)。。。ケチな割には持っているものは高価な物。。。

イギリス人の方ではないんのですが、その国の民族音楽のような独特のベースサウンドが2階でくつろいでいる際もベットが突き上げられそうなほどヤバかったです。。。

自分の部屋にいてももはや逃げ場がなく、外に出るしかありませんでした。。。もう一度言う。家賃はエリア的な相場からするとむしろ高い方である。

③ひたすらケチ

まず、水道代、電気代などの光熱費については耳を疑うほどでした。

シャワーについてはある程度「15分まで」などの時間制限がある事は知っていた。

基本的に僕は10分もしないうちにサッと済ますし、それは家主に何度も「俺はそんな長い事シャワーを使わない」と伝えていた。

が、ですよ。。。

家主:「シャワーは出しっぱなしにするのではなく、温水をいったんバケツに溜めてそれを風呂用の手桶ですくって体を流せば更に水道を少なくなるからバケツを買ってきなさい!あ、手桶は貸してあげよう(ドヤ顔)」

一応反論はしました、

ジョへー:「あのね、いったんバケツに入れるとお湯が冷たくなるし、俺は10分切るぐらいシャワー早いんだって!」

もちろん家主は買ってこいの一点張り。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ソフトバケツ
価格:110円(税込、送料別) (2019/11/9時点)


見事こんな感じのバケツをイギリスの100円均一ショップ的なパウンドランドで買ってきました。

https://www.poundland.co.uk/


この手桶はドヤ顔で貸してくれました。あ、、、ありがとう、、、既に冷たいお湯が健康に良さそうね。。。(ストレスでしかない

その他にもスーパーマーケットのおつかいのパシリをさせられたり、電気をつけたまま寝落ちしていたら寝ている間に「おいおい、電気ついてるぞ!」ってメッセージが来て後日めちゃくちゃ注意されたり、、、

同じ家賃収入ならば光熱費は安い方がいいのはわかる。ただ、一言だけ言わせて欲しい。場所的な相場からすると安い家賃は高くない。

④座れる場所がなくて基本ベッドの住人と化して足腰が限界まで疲れた

狭い部屋に何故かダブルベットがありました。机も椅子もなく収納棚があって後は何もない状態でした。

もちろん地べたでストレッチをするスペースもありません。

じゃあ、リビングは?となるじゃないですか。

家主は「リビングは自由に使ってリラックスしてね〜」って言ってたのですが、もはやそんな環境ではありませんでした。

そうです、椅子に座ってパソコンを触ったりしても、6歳と1歳半の子供が服を引っ張ってきたり、泣き出したりして一切集中できません。。。

前述したスピーカーの音がうるさくなると必然的に両親の話し声も大きくなるわけで、更にその子供たちの話し声や泣き声が限界までうるさくなるという負の連鎖の空間でリラックスしてやりたい事が出来る訳もなくもはやリビングでの生活は不可能でした。

2階にいてもうるさいと思うぐらいなので、リビングは戦場のようでした。。。

⑤食事面で食べられないものがあった

家主の宗教上の都合で牛肉と豚肉は調理できませんでした。というか、そんな状況で調理しようとも思えず、家主との約束で一食たべたらいくらという形で家主の作った食事をお金を払って食べていました。

でもくる日もくる日も同じ料理で、牛肉も豚肉もない日は続きました。

それとその伝統料理は僕には少し合わない部分も多少ありました。。。

決してこれは家主が悪いわけではない。むしろ、決して安いとは言えないしついででお金とったのかもしれないけど、一応これにおいては感謝しています。

自分は牛肉、豚肉を美味しく食べてきたから、食べれなくなって食べたいと思うとそれがどんどんストレスになっていったのです。。。でもさすがにそれは言えないし主張出来ない。自分の家でもないわけだから。。。

この他にも、入居時に「枕と布団カバーはあるから貸せる」とか言っておきながらいざ借りようとすると「汚いと思ったから捨てた。どこかで買ってくるよといいよ(表情がすごく上から目線に感じてしまった)」とか、その割にはイギリスでは高級品のトイレットペーパーを勝手に使われたりなどなどまぁ、細かな不満はたくさんありました。。。。。。

これらの事を書くにあたって、何故書いたかというと自分の中でさすがに譲れないor許せないという部分だったから、ワーホリや海外に行く予定のない人には「こんなことがあった」という事を知って欲しいし、

もはや人◯差◯じゃないかと正直思った

先ほど書いた、「①洗濯機が使えない」という件で、もはや人◯差◯じゃないか?ということがあった。

僕が住んでいた家はオーナーが4人家族で短期で入居していたカップル2人もオーナー家族と同じ人種で日本人は僕1人でした。

洗濯機が使えない事はどう考えてもおかしいけど、それ以上に耳を疑うような事があった。

とある日、洗濯機のある場所で、短期滞在の1人と出くわして沢山の洗濯物を抱えていた。

当・然、彼らも洗濯機が使えないものだったと思っていたので、「コインランドリー行ってきたの?大変だねー。」って言うと、、、、

「え??」という反応だったので、

僕から「どこで洗濯したの?」って聞いたら、家にある洗濯機を指差して「これで」と言っていました。

いやいやいやいや((((;゚Д゚)))))))ひたすら洗濯物ためてコインランドリーに時間もお金もかけていっている自分は一体何?てか自分だけ使えない理由って何?今更いうつもりも聞くつもりもないけど別料金なら最初から話しててね?など怒りが一気にこみ上げてきました。。。何回も言うけど、家賃は相場からすると余裕で高いし、東欧からきた同僚に笑われた。

これについては自分の英語能力が低いからとかではなく、初めて洗濯しようとしたときに洗濯機の使用を断られてからも、もう一度「わざわざコインランドリーに行くのが大変だから、洗濯機を使わせて欲しい」と相談はした。

それでも「洗濯物を干すスペースと光熱費を理由にノー」というのに、自分と同じ人種の同居人は使えるというのは話がおかしいと思う。

もう一つ面白い話をすると、買ってきて風呂に置いていたバケツは後から入ってきた◯◯◯人がシャワーを使った際に、どこかに退けられていました。

一言いいですか。

バケツに費やした1ポンドと交通費としてのバス料金往復3ポンドを返してくれないか((((;゚Д゚)))))))

腹立ったのでその後、バケツは棚の中に封印して、シャワーも普通に使いました(笑)

文化を知る事と受け入れる事は全く違うと学んだ

色々書いてきたしそれは全て事実だけど、確かに◯◯◯人が持つ文化を知れた部分もあった。

食事だったり習慣だったり、インターネットなんかで見るよりもわかりやすく知る事ができる。

ただ、僕の中でこうして、「日本人以外と生活する」という事で感じたのが、

自分自身で受け入れられない文化もある

という事を学びました。

食事の面で考えても、音楽を爆音で鳴らす習慣も、僕には合わないと思う事は沢山あった。

イギリスに長く住んでいても、自分たちの国の伝統を守っている姿をみると、移民というもの自体が本当にいいものかを考えさせられたし、いい勉強になった。

申し訳ないけど、僕は◯◯◯料理は毎日食べることは出来ません。

最低限の環境が与えられない場合はすぐに出た方がいいと思う

こうやってよくなかった事を色々書いてみたけど、僕は◯◯◯人宅に滞在して1ヶ月が経過したぐらいで「このままだとせっかくの自分の成長の機会がストレスで終わってしまう」

と思ってすぐに引っ越す為の行動に出た。

家主や他人と一緒に住むという事で考え方の違いなどからくるストレスや小さなトラブルは絶対にあると思う。

ただ、自分の中で「それでもこれは許せないな」「我慢できない」と思ったときは「去る勇気」も必要だと思った。

こうやって書いたけど、前の家主はいいところも確かにありました。

ただ、それとこれとは別で自分自身もその家に対して多かれ少なかれお金を払っているのだから、その対価が見合わないと思ったらそれは状況を変える事が正解だという事が自分の結論でした。

そうは言いながらも、仕事に疲れてしんどい日も顔を合わせた時は笑顔で話をする事を心掛けたし、相手の立場に立って言動は考えるようにしてきた。

結果的に、家主は僕が出ると伝えた日から最後の日まで、

「あなたのようないいルームメートを探していた、残ってもらえないか、家賃も安くする(今までの£525+コインランドリーが嘘のような提示額)」

とおっしゃっていました(笑)

結論を言いたい。

やっぱり僕は日本人だなぁと(笑)

日本人のYESは本当にそうじゃないというのがよく分かりました(笑)

最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )

5 1 vote
Article Rating

コメントを残す