じょへーのつぶやき

海外に行って価値観を押し付けられることがなくなってメチャクチャ楽になった件

イギリスに来て1ヶ月が経過しました。

そして、3週間ほど前に仕事も始まりました。

日系企業で英語が怪しくても今の所なんとかギリギリ働けています。

クビになったらどうしよーーーー(/ _ ; )笑

こればっかりは日々決まった時間の中でやれる事を見つけて一生懸命仕事を頑張るしかありませんね!

仕事では、日本人以外の人たちと一緒に仕事をするので言葉が伝わらない・理解できないときは「申し訳ない気持ち」や「理解出来ない事への焦り」で精神的に落ち着かないこともよくあります。

そんな課題も問題も多くて大変なことばかりですが、イギリスに来て実際に感じた「価値観を押し付ける人が日本で暮らしていた時に比べて大幅に減ってストレスが無くなった」ということについて書いていきたいと思います。

※もちろん、色んな人がいるので「価値観を押し付ける人」がいないわけではないと思うし、あくまでも僕が1ヶ月今現在の環境での話なので違うこともあるかも知れません。

価値観はそれぞれ絶対違うから「正解」はない

価値観や考え方はそれぞれが生まれ育った背景や環境によって、他の人たちと「同じ」ということはありえないと僕は思っています。

僕が30年近く人生を歩いてきて、他人はもちろん時には親族でさえも微妙に価値観が違うということはありました。

こうして、海外で生活したい!と思ったのは親族周りでは僕ぐらいで、恐らく周りの親族が僕と同じような考え方かというと絶対にそうではないと思うんですね。(でも頑張ってこいよと否定せず応援してくれたのはめっちゃ嬉しかった)

海外に行く時に「何故」「イギリスに行って何をするの?」「行ったらどうなるの?」とほんの少しだけですが、その人たちの優しさや思いやりかもしれませんが否定的な意見も頂きましたが、

じゃあイギリスに行かない事だけが正解なのか?

という思いを持った事も正直あります。年齢的なのか性格的なのかわざわざ不毛な戦いになる討論をするのは好まない僕(もう途中でしんどくなってくるし笑)なのですが、何故かあまりいい気持ちもしなかった事もあります。

まだ、僕の中で海外に来たことの全てが「大正解」とは思えませんが、日本から旅立ち失うものもありましたが、たった1ヶ月ではありますが得られたもの(何かっていうのを書くと長くなる)も沢山あったと思っています。

でも、本当に全て何もかもがダメかもしれないし、それは自分なりにしっかり考えて「やってみたい事」「成し遂げたい事」を自分なりに考えながら進めていく事でその答えが出るのだと思っています。

これは海外に「行く」「行かない」という話だけではなく、人に迷惑が掛からないのであればその人なりに「何を大切にしてい生きているか」という事が一番大事だと思うので、自分の物差しだけで人に価値観を押し付けたり批判してしまうという事は誰も幸せになる事がないので僕はあまりいい事だとは思えません。

実際に日本人以外の人と働いて思ったパーソナルスペースの重要性

僕が働いている日系企業ですが、ここは日本ではないので様々な国籍の人たちと一緒に仕事をする機会があります。

みんながみんないい人かと言えばそういう訳でもなく、気難しい人も当然います。たまに「イラっ」とする言動をとる人もいます。

お昼休憩が取れなかったり、体調が悪かったり、帰れると思っていて残業になる事がわかると突然マジで不機嫌になる人もいます(笑)

それでも、僕が何故かそういう人たちと同じ空間にいても「苦しくない」と思ったのが不思議な感覚でした。

これまで、働いたり対人関係で「どうしても無理だな。。。」と思う人がいると本当に体調がおかしくなるまで苦しかった事もあるので、ずっと「僕は弱い」と思っていました。

じゃあ、何故今そんなに苦しくないのかと言う事を考えてみたのですが、これはこちらの人達の言動が全てを物語っているのですが、仕事をしている以上それぞれの役割を持ってやっているだけに過ぎないので、その人の性格がどうだとかということはあまり誰も気にしていないのです。

仕事をしていても、どうしても出来てしまう空いた時間まで「無駄に仕事や周りの人を過剰に意識する」必要なんて絶対に今はないし、やらなくていいときはみんな精一杯リラックスしているし、仕事中でも空いた時間はリラックスしている自分でいてもいいというところじゃないかと分析しています。(来るべき時になったら僕も含めてみんなしっかり全力で仕事します)

もちろん誰もマナーの悪い行為をする方はいないです。うわーこの人めーっちゃ自由だなーって思うことはあるけど本来はそんなもんなんだろうと思える範囲です(笑)

特に誰かに自分の超プライベートな事(例えば家族関係などより自分に近い事)や聞いて欲しくないことを聞かれる事もない事です。

フレンドリーだったり面白い話は仕事の中でも楽しみを分かち合うことはあるのですが、それぞれに持つ「パーソナルスペース」をお互いに非常に尊重し合っているという事がよくわかります。

ここは、ディスる訳では決してないのですが日本で働いているときによく聞かれて返すのがしんどかったのが「結婚してるの?」「彼氏・彼女は?」「いつまでに結婚したいの?」「貯金は?」「給料はいくら?」「将来は?」「休みは何してるの?」「もうすぐ30歳になるけどそろそろやばいよ」っていう事をただの上司や同僚でもまだ僕が信頼できると思っていない人がどんどんパーソナルスペースに入ってくる感じがするのがメチャクチャ苦手でした。

そんな事を聞かれる割に「そうなんだ」と言いながら僕が居ないところで色々言っているんだろうなぁという事が皮膚から伝わってくるようなあの感じがたまらなく嫌でした。

「聞いてどうすんねーん」ってやつですよね(笑)

全員が全員そうではないのですが、僕の中では職場の上司や同僚は特別気の合う人ではない限り「どこまで行っても仕事だけの関係に過ぎない」というスタンスでずっといたので、同じ日本でも育った背景や歩んできた道が違う人と「過剰なまでに密接に付き合う」という事が僕にはどうしても出来ませんでした。

会社にいると会社で目指している事が「正解」になるのでそこはわかります。それでも自分の考えや価値観を言わなくとも、聞かれて答えるとと否定されてしまうということは、僕にとっては「発言の自由ってないの?」という苦しみを覚えてしまったことは事実です。

社会人になってからも職場経由で仲良くなって「長い付き合いになっている友人」はいますし、共通して「最初から過剰にガンガンお互いパーソナルスペースに踏みこまなかった人」が友人になっているなぁと。何でだろう。。。

やっぱりお互いを尊重しながら話し合える人の方が本音で話せるし、信頼も出来るのかなぁ。

イギリスで「How are you?」「How's your day?」って聞くことも聞かれることもありますが、今までそれに対していろんな返しをしたり返答をもらったりしましたが、必ず「おーそっかー」とか「そりゃあよかった!」「そりゃあ残念だ、ゆっくり寝なよ!」って感じでだからどうだとかあぁだとかパーソナルスペースをぐいぐいと追求してくる人なんてまぁいませんでしたね(笑)

海外に来て精神的に自由・楽になった部分があるからこそ自ら学んで考えて物事を進めないといけないと強く思った

イギリスで生活して全ての部分で「最高」かという言われるとそうではありません。

もちろん、日本に比べて設備面などは雑なところも結構あったり、嫌な人も人間なのでいます。

それでも、「こうでないといけない」という固定観念からは解放された今、困った人を助けるとか人への思いやりとか配慮とかそんなことは別として「むやみに他人ばかりを意識して行動する必要がない」という事で、感じなくてもいいストレスを感じることはなくなりました。

日本で学んできた礼儀や相手を思いやる、助け合う気持ちをないがしろにしているのではないのです。その部分は日本が世界でも誇れる点だと本当に日々思います。

今こうして、日本から距離を置いて海外で生活していると基本的には「自由」の範囲が非常に多くてストレスフリーではあります。

だからと言って、「何もしないで何も考えずに自分の思う幸せや達成したい事が達成できるわけでもない」ということも日々感じます。

自由だからこそ、自分なりにしっかり考えて学んで自分なりの目標や幸せを追求していかなければと思っています。決して海外だからといって手放しで幸せになれるほど世の中は甘くはないと思います。そういう意味では自分なりの尺度での根性(笑)や努力も必要であると改めて認識しました。

実際に、同じ境遇でイギリスに来ている日本人にも少し会いましたが、それぞれ目指している部分や大事にしている部分が違って、お互いの思いを尊重して話し合える人は本当に話していてもワクワクします。(もちろん全員がそういう人でもなく僕の観点からはちょっと合わないなと思った人もいたけど。

人が不愉快になるような迷惑をかけたることは決して日本だから海外だからと許される事ではないけど、ルールや法律が許す限りリラックスしていい精神状態を保つということは本当に大事だと思いました( ´ ▽ ` )

最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )

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