実は29年間日本から一度たりとも離れることなく、日本だけで生活してきたので海外の食生活や食文化、食に対する考え方はインターネットで知るか人から聞くかぐらいしかありませんでした。
僕自身は日本で生活していた際に外国人の友人が出来て話を聞くことがあったので少しだけ見識があって、プラスで自分で少しだけ調べたりはしていたのでなんとなくではあるが知っていたつもりでした。
僕の感覚からすれば日本で生活する日本人は人にもよるとは思いますが本当にビーガンやベジタリアンの人がいるの??ぐらいの感覚だと思います。
正直、英語を学ぶようになるまではあのビートルズのポールマッカートニーがベジタリアンであるという事以外本当に何も知りませんでした(笑)
今日はビーガンとベジタリアンについて書いていきたいと思います。
そもそも何故、このような記事を書こうと思ったかというと、Youtubeで普食肉の屠殺をみたからです。
それはわかってはいたものの衝撃的なものでした。その内容も後ほど紹介します。
※この記事ではあくまでも特に何も考えずにベジタリアンやビーガンではない自分を選択していた自分の視点で書いている点もあるので、その辺りは「これ違う!」といった点もあるかもしれないですが悪しからず。
コンテンツ
そもそもベジタリアンやビーガンとは??

ベジタリアンやビーガンってなんだろうと思い浮かべた時にすぐに答えられる人はいるでしょうか?
まずは、ベジタリアンについてです。
「菜食主義」と日本語では言われることもあり、文字通り菜食を食べ、お肉を食べないということです。
但し、動物から由来する牛乳や卵や蜂蜜は食べる為、「ベジタリアン=野菜しか食べない」というわけではないようです。※一部魚を食べる人もいるようです。
次は、ビーガンについてです。
「完全菜食主義」などと日本語訳されていることがありますが、正確な解釈ではないと言われているようですがここでは省略します。
動物に由来する乳製品や卵や蜂蜜も食べないという習慣を一般的には指すようです。
その他にも、宗教的、思想的にこれはいいけどこれは食べないというそれぞれの考え方があるようなので一概にこれ!と決めつけることはできませんが一般的なカテゴリーはこんな感じだと僕は解釈しています。
何故、ベジタリアンやビーガンになるのか?
ベジタリアンだけど魚は食べるの?と思われた方もいるかもしれません。
僕もその点はとても不思議に思ったのですが、ベジタリアンは主に「健康レベルの向上」を目的とした方が多いと言われていて動物のお肉を食べないようです。
対して、ビーガンである事を選択している人は、「動物愛護の観点」を大切にされている方が比較的多く(健康面でビーガンを選択している人もいるようです。)
その他にも宗教上の観点から特定の動物を食べないというケースもあり、僕が日本で日本の親族や友人と生活している限りは今までそこに気を使うということは一切ありませんでしたね。
イギリスに来てベジタリアン、ビーガンへの配慮を感じた

上記の画像のようにイギリスで生活しているとスーパーマーケットの商品のラベルに「ベジタリアン向けなのかビーガン向けなのか」が書いていることがあります。お肉などには書いていませんでした。書いている途中に冷蔵庫を探したのですがビーガン用のものはありませんでした。。。
僕自身の経験では日本で目立ってそういった商品と出会ったことがありません。もしかしたら意識してみていないだけかも知れないですけどね。
※インターネットで見ている限りはベジタリアン 、ビーガンでも食べられるラーメンなどの食べ物が紹介されているものもみた事はあります。
レストランでも同じように、ピザを例に挙げれば「マルゲリータ」にベジタリアン向けというマークが入っていました。
日本に比べてベジタリアンやビーガンの人が多いのでその人たちにも安心してお店に来てもらうという事でしょうかね。
現時点での僕の意見はやっぱり食べたいものを食べたい
勿論、お肉を食べている以上は動物の命を頂いている訳だからそういう考え方をしてしまうと「かわいそう」という感情を抱いてしまうというのも事実です。
屠殺の動画もYoutubeで見ましたが、「いざはっきり見てみると結構きつい。。。」というのが正直な感想です。
以下は比較的まだマシな動画でしたが、どうしてもこういうの苦手!という人はスルーする事をオススメします。
ただ、こうして実際に屠殺されてからの工程を現代人の僕は普段見ることはなかったのでいい勉強になったと思います。
ベジタリアンやビーガンの人たちからすると「野蛮だ」と思われるかも知れないけど、やっぱりお肉を使った美味しい料理を食べてきた僕はこれからもお肉は食べたいと思っています。
加えて、日本には食前に「いただきます」という文化がありますが、これが食べ物への出来る限りの感謝と供養だと思うので、この「いただきます」という文化に触れて育ってきた自分を誇りに思いますね。
賛否両論は絶対にあると思うけど、それぞれの考え方があっていいと思う
ベジタリアンやビーガンの人はイギリスで出会った人たちにもいました。
ただ、会話の中で気にするような雰囲気は感じられなかったし、普通の会話の中なので敢えて「なぜそうなったの?」とは聞きませんでした。
質問して次に楽しい会話に繋がるようなことが考えにくい時って変にほじくるようにあれこれ聞かないことが一番いいと思うんですよね、経験上(フワッとしてるけど笑)
それに、動物の中にも「肉食」と「草食」があって、動物の中で唯一自らの意思で「肉を食べるか食べないかを選択できる」ことがある人間なのでいろんな考えがあって当然だと思います。
これからの日本がこういったブームが来るのかどうかはわからないですが、僕がみてきた現時点ではこれまで日本人が慣れ親しんで来た食べ物の中に圧倒的に動物性のものが多いので、なかなか難しいのではないかとも思います。
それに、インターネットの発達によって「健康」についての様々な知識を得られるようにはなりましたが、自分が得て実践した手法が他人に必ず合うということではないという事は、唯一専門外の僕でも言いたいと思います。
大切なのは、「海外がこうだから」「日本がこうだから」ではなく、その人それぞれにあった考え方を尊重しながらお互いを思いやることがやっぱり大切なのだと思いました。
現実的には色んな考え方の人がいるとそれはそれでうまくやっていくことが簡単ではないのも事実ではあると思いますけどね。(結論がフワッとしすぎてますね笑)
ベジタリアンとビーガンについて少し語らせて頂きました!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )