99パーセントの人々は仕事を一生続けると思います。
でも、もしかしたら仕事を辞める日があなたにも来るかもしれませんし、既にアルバイトであれ、仕事を辞めた経験があるかもしれません。
この度、イギリスへYMS制度を利用して2年間の滞在をする予定です。それに伴い、仕事をこれを書いている月末(2019年7月末)に退職します。
今このリアルな気持ちをブログに残したいと思い今日この記事を書いてみました。
今日は独り言に半ば近いのですが、もし最後までお付き合い頂けるならどうぞよろしくお願いします。
コンテンツ
イギリス行きが決まった時に腹は決まっていたけど
YMSといってイギリスへのワーホリといえばわかりやすいと思います。ビザは抽選方式で年間1000人しか取得できないという貴重なビザですが、2年間滞在が出来、実際に現地で働くことができます。
そして、この度運よくイギリス行きのビザを取得出来たのでこれを機に今の仕事を辞めます。
学生時代からOasisというバンドを聴きまくっていたせいかイギリスへの憧れはずっとあったので、自分の夢の一つが叶うという事にビザの当選を知り心が震えた瞬間が忘れられない。
当選当時はツイッターでも絶対に行く!
とツイートしていたけど、色んな事を回想すると、もし僕の職場が快適でモチベーションに溢れているような環境だったら、正直、本当に仕事を辞めていたかというと少しだけ疑問が残るのも事実です。
あまり自分の在籍した会社や環境、友人や知人を悪く言う事は自分にも返ってくるので言うべきではないと思っていますが、このブログで記事を書いていた中でも今思えば完全に病んでいるなと思える記事がありました(笑)
今在籍している会社は休日数がとても少なく、しっかりやれば果てしなく残業しなければならない環境です。
それに対してしっかりやっただけの見返り(給与、うーんせめて上司や同僚が手放しで賞賛してくれる)があるかと言えば全くなく、上記の記事を書いている時の僕は完全に病みきっていたのだと思う(笑)
先の見えないトンネルで、頑張れど頑張れど褒められることもなく給与に反映される事もなかったので、一体自分がどれぐらい頑張っているのかわからない状態で毎日出社していました。
現時点での僕はイギリスで2年間滞在する上で具体的な目標よりも不明確である部分の方が多い方が事実です。一つだけ言えるのがイギリスで2年間滞在して働くという事で、ジョへーという商品価値を上げたいというビジネス的な部分はある。でも、明確じゃないよね(笑)
もし、会社へ行くことが楽しくて仕方なかったら、もし会社へ行く意味を見出せていれば、僕はもしかしたら退職を撤回していたかも知れないし、イギリスへも行かなかったかも知れません。
これは嘘偽りなく思う。無理にイギリスに行かなければいけない事もないのだから。
会社を辞めると決まった時にその会社の色々なところがみえる
会社を辞めると決まった時、少し外の世界から職場を眺めているような感覚になった。
退職が決まってからの自分への対応の仕方でもその人の本音を知ることが出来る。
例えば、会社の愚痴をこぼさなかった人が自分が退職するとわかった瞬間に僕に色んな愚痴を言う人、逆に、退職前まではフレンドリーを装っていた人(この辺はなんとなく察するまでもなくわかるけど)が素っ気なくなったり。
会社の中にいて、自分もそこの一員として働いているとどうしても周りの同僚や上司も自分への対応が損得勘定で動いていたんだなと分かる事がよーくあるんですよね。
自分が会社に依存していた部分が沢山ある
僕は会社員というものから脱却したいと思う側の人間ですが、いざ会社を辞めて仕事がなくなった次の日から収入がなくなると、めちゃくちゃ不安になりました。
現職の収入はあまり良くないのですが、それでもそこら辺に掲載されているようなアルバイトでは稼げないぐらいの金額はありました。
今まで、会社に行きたくなくて、ブログでも働き方への問題提起などしてきましたが、そんな会社でも『お金』という点では頼らざるを得なかった事がよく分かった。
また、会社というステージを抜けるとお金を稼ぐ『手段』が全くないという事にも気付いた。
結局、会社へ行くということ=生活をするという事です。
意味がなくても会社に行かなければ生活が出来ないという人がほとんどで、不満や愚痴を言っても結局は会社員として働く事が一番安全ではあるなということは今回の退職でよく分かりました。
そして、自分自身が何もない真っ白な状態だという事も。数年間で少し英語が話せるようになるという事なんてそれ自体はなんの意味も無いといことも。
辞めるときは不思議と寂しくなるもの
僕は今の会社で陰湿なイジメにもあったし、入社前には想像も出来ない部門違いの壮絶に苦しい仕事もあったし、元々、どうせ仕事するならエンジョイする方がいい成果を出すという考えの性格だったので多少の失敗よりも前に進む事が優先だ!と思っていた自分が些細なミスで怒鳴られたりネチネチ言われてしまう事によってあるべき自分をどんどん失っていったので、辛いことの方が多かった。
それでも辞める日が決まって実際に少しずつ終わりが近付いてくると『あー終わりか、この人たち二度と会えないのか、それってめちゃくちゃ寂しい事じゃない?』と思う自分がいる事も事実です。
確かに自分の生きるべき環境ではなかったのかもしれない。
これは会社が悪いのではなく相性の問題だし、僕にも悪いところは絶対にある。
所属している会社でしか得られない経験や出会いというものは、後になって自分自身に染み渡るものなんだと思う。
もし、イギリスに行ってから思いもしないような想定外に苦しい事が起きても、それが自分の糧になると思う気持ちを少しでも持っておきたいと思う。これは社会人で8年間会社員をやってきたほのかな生きる力になると信じたい。(浅はかだなー笑)
仕事、プライベート問わず人との出会いや繋がりは超重要
僕は今の会社で、その業界上、対象となるお客様は全業種と言ってもいい。
一般の方から飲食店からいわゆるオフィスで働く人たちからほぼ全ての方を対象に営業職として活動してきた。
実際に自分のお客様のところに僕が客になってご飯を食べに行ったりしたし、普通のお客様では教えてもらえないマル秘話も沢山聞いた。
流石にお客様なので、プライベートな仲まで発展するということはビジネス上いいことを生まないという持論があるので、わきまえていましたが、人との出会いや繋がりはいつどこで何があるかわからない。
もしかしたら、僕が困った時に助けてもらえるかもしれないし、誰かが困った時に僕が助けてあげられるかもしれない。
これからイギリスへ行っても、心と心で人との出会いと繋がりを大切にしていきたい。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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