僕はコロナ渦の中、日本ではなくイギリスに居ます。
イギリスでは「外出自粛要請」ではなく基本的な「基本的な外出禁止令」となっています。これをロックダウンとみんな呼んでいます。
イギリスがロックダウンを始めてから、出来なくなった事が本当にたくさんあります。
イギリス政府の発表では単に「店の閉店」というように僕自身捉えていましたが、意外と不便な事がこの1ヶ月通して出てきたのでまとめていきます。(それだけかい!笑)
本当に不便な事が、後からたくさん出てくるロックダウン
イギリスでロックダウンが始まってから、イギリスに住む人々の生活は大きく変わりました。
今まであった「当たり前」は今はありません。いつ戻ってくるのかもわかりません。
※2020年5月3日現在もロックダウン緩和の方向性は少しずつ出てきましたが、具体的にロックダウンをいつ終わらせるかとは一切アナウンスされていません。
前回も書きましたが、僕の生活も「仕事」「外出しない休日」以外は本当に全てが変わりました。
具体的にできなくなってしまった&不便な事を挙げると。。。(日本とは大幅に状況は違うと思います。)
※基本的に、スーパーと薬局、ガソリンスタンド、その他生活に必要不可欠なお店(日本でいうホームセンターなど)以外は全てお店が閉まっています。
※レストランなどの飲食店は営業しているところは宅配かお持ち帰りのみです。その状況でも営業しているお店は1割程度だと思います。
以下は、僕自身が感じた困った困ったイギリスのロックダウンで出てきた沢山の不便たちです(´;Д;`)↓↓
・髪を切りに行けない。(当然理美容院全て閉まっているから)
・ファストフードが食べられない。(マクドナルドはロックダウン中閉店、その他ケンタッキーやサブウェイなど思いつく限りの飲食店は基本的に閉店中)
・店内飲食が全く出来ない。(つまり僅かに営業しているお店のお持ち帰りか宅配のみ)=パブやクラブで気晴らしも全然出来ない
・コロナ以外の疾患に関しては病院が空いていない。(眼科や歯医者など。一応ほんのわずかにやってるようだけど感染のリスクを恐れてか店舗型で開いている所はみた感じない)
・服も買えない。(感染リスクを考えると当然のこと)
・住宅や基本的な生活に関連した修理関連の業者(水道、電気、ガス関係)も開いていないことはないらしいが基本的には通常時に比べてないと考えた方がいいらしい。
・同居人の家族もしくはルームメイト以外の面会は禁止。(要するに友達と会うことはできません。罰金対象です。)
・スーパーマーケットや薬局、全ての営業中のお店が「ソーシャルディスタンス」の観点から入場規制があり長蛇の列を並ぶ必要がある。
・・・とまぁ思いつく限りを挙げていきましたが、これからもまだまだ出てきそうです。
一つ一つ何が不便かを書いていきたいんですけど恐ろしい文章量になるのでYoutubeか何かで喋った方がいいのかなとも思いました。
数ある不便の中でも僕個人的には、理美容院が開いていないというのはとーっても困る事なんですよね。
コロナ騒動が始まってから髪を切りに行くのを躊躇っていたら世の中がどんどん悪い方向に進んでいってそのまま髪を切らないままロックダウンしてしまったので伸びきった髪の毛にとても苦戦中です。。。
今現在普通のハサミで前髪をなんとか整え、イギリスのどの通販サイトでも僕と同じことを考える人が多かったのか、既に頭用のバリカンはなく、髭を整えるシェイバーぐらいしか即納できるものがなく、なんとかツーブロックもどきみたいにして何とか変なりにロン毛になるのを耐え凌いでいます(T . T)
本当にこういうやつで、頭皮怪我したらどうしようと思いましたけど、一応、ツーブロックもどきのもどきぐらいの完成度で刈り込みしました(笑)
※実際の写真は自分で普通に笑ってしまったので自粛させて頂きます。。。
仮に、ロックダウンが緩和の流れになっても当分の間は理美容院に行くのは正直こわいですよね。。。
スキバサミを買おうかと検討中です。(自分で切って恐ろしいほど失敗したら丸刈りにします。)
今後、服や靴が「必要」となるとまたこの辺りも困るんですよね。。。
流石のイギリスでも夏は少し暑くなりそうだし、普段着るような消耗品の衣料品も必要になるかもしれないし。。。
働く人、お店、全ての人々のありがたみがよくわかった
コロナ渦の前は、目の前にあるお店や働く人々へ全く感謝していなかったということはないけど、いざなくなってみるとその「ありがたみ」が良くわかりました。
また、現在働いている医療関係、スーパーマーケット関係などの「キーワーカー」の人たちの姿をみると胸が熱くなる事がある。
その人たちだって絶対感染に対してこわいと思うだろうし、いつそうなるかもわからない。
本当なら、お金とか社会的な存在を無視して逃げ出したい気持ちになってもおかしくないと思う。
それでも働いている人たちへはどう感謝と敬意を表現すればいいかわからないけど、ロックダウンが終わって、コロナ渦が終わっても、僕は「働く人への感謝と尊敬」は今まで以上に持ちたいと思うし、僕自身も労働者の1人として「人々に何が貢献できるか」を心の片隅で常に意識していきたいと思う。
せっかくのイギリスへのワーホリがロックダウンで何も出来ないかと言えばそんなこともなくて、今回の働く人たちへのリスペクトは日本に比べて格段と人間らしさや人間としての暖かみを感じるのでこれだけでもイギリスへ来た価値は十分にあると思うんですね。
僕が今後、日本に帰って日本を直接変える事は僕には出来ないと思っています。
それでもイギリスで実際にこの目で見た経験を大切に、日本で携わる人たちが幸せになってもらえるように行動したいと思いました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )