2013年の第三回大会WBCをみなさんは覚えておられるでしょうか?
日本代表はWBC第三回大会で決勝トーナメントの「ベスト4」であったということを皆さんは忘れてしまっているかもしれません。
そんな皆様に2013年第三回大会WBCの日本代表メンバーをまとめてみましたので参考にしていただければと思います。
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2013年第三回WBCはベスト4の成績
日本代表チームは2013年第三回WBCはベスト4でした。
日本は決勝トーナメントでプエルトリコに敗れましたが、プエルトリコとドミニカの決勝戦でドミニカが世界一に輝きました。
東京ラウンドでは、敗戦濃厚1点ビハインドの台湾戦9回表に鳥谷の奇跡的な盗塁を決め、井端のタイムリーで土壇場に追いつき、決勝で1点をもぎ取りなんとか決勝ラウンドに進むというドラマに残るシーンもありました。
2013年第三回WBC日本代表メンバー一覧
2013年第三回WBCの日本代表メンバーをまとめてみました。
【監督、コーチ】
役職 | 背番号 | 監督、コーチ名 |
---|---|---|
監督 | 88 | 山本浩二 |
投手総合コーチ | 78 | 東尾修 |
野手総合コーチ | 99 | 梨田昌孝 |
投手コーチ | 92 | 与田剛 |
打撃コーチ | 81 | 立浪和義 |
内野守備・走塁コーチ | 63 | 高代延博 |
外野守備・走塁コーチ | 73 | 緒方耕一 |
戦略コーチ | 75 | 橋上秀樹 |
【投手】
ポジション | 背番号 | 選手名 | 所属 |
---|---|---|---|
投手 | 11 | 涌井秀章 | 埼玉西武ライオンズ |
投手 | 14 | 能見篤史 | 阪神タイガース |
投手 | 15 | 澤村拓一 | 読売ジャイアンツ |
投手 | 16 | 今村猛 | 広島東洋カープ |
投手 | 17 | 田中将大 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
投手 | 18 | 杉内俊哉 | 読売ジャイアンツ |
投手 | 20 | 前田健太 | 広島東洋カープ |
投手 | 21 | 森福允彦 | 福岡ソフトバンクホークス |
投手 | 26 | 内海哲也 | 読売ジャイアンツ |
投手 | 28 | 大隣憲司 | 福岡ソフトバンクホークス |
投手 | 35 | 牧田和久 | 埼玉西武ライオンズ |
投手 | 47 | 山口鉄也 | 読売ジャイアンツ |
投手 | 50 | 摂津正 | 福岡ソフトバンクホークス |
【捕手】
ポジション | 背番号 | 選手名 | 所属 |
---|---|---|---|
捕手 | 2 | 相川亮二 | 東京ヤクルトスワローズ |
捕手 | 10 | 阿部慎之助 | 読売ジャイアンツ |
捕手 | 27 | 炭谷銀仁朗 | 埼玉西武ライオンズ |
【内野手】
ポジション | 背番号 | 選手名 | 所属 |
---|---|---|---|
内野手 | 1 | 鳥谷敬 | 阪神タイガース |
内野手 | 3 | 井端弘和 | 中日ドラゴンズ |
内野手 | 5 | 松田宣浩 | 福岡ソフトバンクホークス |
内野手 | 6 | 坂本勇人 | 読売ジャイアンツ |
内野手 | 7 | 松井稼頭央 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
内野手 | 41 | 稲葉篤紀 | 北海道日本ハムファイターズ |
内野手 | 46 | 本多雄一 | 福岡ソフトバンクホークス |
【外野手】
ポジション | 背番号 | 選手名 | 所属 |
---|---|---|---|
外野手 | 9 | 糸井嘉男 | オリックスバファローズ |
外野手 | 13 | 中田翔 | 北海道日本ハムファイターズ |
外野手 | 24 | 内川聖一 | 福岡ソフトバンクホークス |
外野手 | 34 | 長野久義 | 読売ジャイアンツ |
外野手 | 61 | 角中勝也 | 千葉ロッテマリーンズ |
となっておりました。投手陣は4年に1度の大会なので毎回メンバーがガラッと変わり新しい選手が出てくるところがWBCの楽しみでもありますよね!
2013年WBCメンバー詳細〜投手編〜
世界でも最強クラスと言われている日本の投手陣の成績をまとめてみました。
※通算成績はWBC時点ではなく2022年終了時点でのものとなります。
涌井秀章(西武ライオンズ・埼玉西武ライオンズ→千葉ロッテマリーンズ→東北楽天ゴールデンイーグルス→中日ドラゴンズ)
4試合 0勝0敗0セーブ1ホールド 1.2回 3奪三振 防御率0.00
468試合154勝143敗 2598.0回 防御率3.57 1909奪三振 WHIP1.26(2005年〜2023年 2023年現在現役 実働19年)
能見篤史(阪神タイガース→オリックスバファローズ)
3試合 0勝0敗0セーブ1ホールド 4.2回 3奪三振 防御率5.79
474試合 104勝93敗4セーブ57ホールド 1743.0回 防御率3.35 1517奪三振 WHIP1.22(2005年〜2022年 実働18年)
澤村拓一(読売ジャイアンツ→千葉ロッテマリーンズ→ボストンレッドソックス→千葉ロッテマリーンズ)
4試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 3.1回 3奪三振 防御率2.70
352試合 48勝52敗75セーブ64ホールド 868.1回 防御率2.77 790奪三振 WHIP1.18(2011年〜2016年,2018年〜2020年 2023年〜 2023年現在現役 実働9年)
104試合 6勝2敗0セーブ13ホールド 103.2回 防御率3.39 101奪三振 WHIP1.44(2021年〜2022年 実働2年)
今村猛(広島東洋カープ)
2試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 2回 3奪三振 防御率13.50
431試合 21勝30敗36セーブ115ホールド 501.2回 防御率3.46 468奪三振 WHIP1.30(2010年〜2021年 実働11年)
田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス→ヤンキース→東北楽天ゴールデンイーグルス)
4試合 0勝0敗0セーブ 7回 12奪三振 防御率2.57
223試合112勝56敗 1633.2回 防御率2.47 1490奪三振 WHIP1.11(2007年〜2013年、2021〜2023年現在現役 実働9年)
174試合78勝46敗 1054.1回 防御率3.74 991奪三振 WHIP1.13 (2014年〜2020年 実働7年)
杉内俊哉(福岡ダイエーホークス・福岡ソフトバンクホークス→読売ジャイアンツ)
3試合 0勝0敗1セーブ 3.2回 1奪三振 防御率2.45
316試合 142勝77敗 2091.1回 防御率2.95 2156奪三振 WHIP1.14(2002年〜2015年 実働14年)
前田健太(広島東洋カープ→ロサンゼルスドジャース→ミネソタツインズ)
3試合 2勝1敗0セーブ0ホールド 15回 18奪三振 防御率0.60
218試合 97勝67敗 1509.2回 防御率2.39 1233奪三振 WHIP1.05(2008年〜2015年 2023年現在現役 実働8年)
169試合 59勝41敗6セーブ9ホールド 762.0回 防御率3.87 834奪三振 WHIP1.14(2016年〜2021年 2023年現在現役 実働6年)
森福允彦(福岡ソフトバンクホークス→読売ジャイアンツ)
2試合 0勝0敗0セーブ0ホールド 2回 2奪三振 防御率9.00
423試合 17勝17敗18セーブ134ホールド 357.1回 防御率2.59 326奪三振 WHIP1.03(2007年〜2019年 実働13年)
内海哲也(読売ジャイアンツ→埼玉西武ライオンズ)
2試合 0勝0敗0セーブ 2.1回 3奪三振 防御率15.43
335試合 135勝104敗 2ホールド 2007.0回 防御率3.24 1519奪三振 WHIP1.23(2004年〜2022年 実働18年)
大隣憲司(福岡ソフトバンクホークス→千葉ロッテマリーンズ)
2試合 1勝1敗0セーブ 6回 7奪三振 防御率3.00
141試合 52勝50敗 834.2回 防御率3.36 650奪三振 WHIP1.19(2007年〜2018年 実働12年)
牧田和久(埼玉西武ライオンズ→サンディエゴパドレス→東北楽天ゴールデンイーグルス→中信兄弟)
3試合 1勝0敗0セーブ0ホールド 3回 5奪三振 防御率0.00
345試合 55勝51敗27セーブ78ホールド 987.2回 防御率2.81 552奪三振 WHIP1.17(2011年〜2017年,2020年〜2021年 実働9年)
27試合 0勝1敗0セーブ2ホールド 35.0回 防御率5.40 37奪三振 WHIP1.26(2018年 実働1年)
山口鉄也(読売ジャイアンツ)
5試合 0勝0敗0セーブ 4.1回 6奪三振 防御率10.38
642試合52勝27敗29セーブ273ホールド 639.2回 防御率2.34 509奪三振 WHIP1.06 (2007年〜2017年 実働11年)
摂津正(福岡ソフトバンクホークス)
3試合 1勝0敗0セーブ 6回 8奪三振 防御率3.00
282試合 79勝49敗1セーブ73ホールド 1063.2回 防御率2.98 882奪三振 WHIP1.14 (2009年〜2018年 実働10年)
2013年WBCメンバー詳細〜捕手編〜
第三回大会の奥義の要、捕手の成績をまとめてみました。
※通算成績はWBC時点ではなく2022年終了時点でのものとなります。
相川亮二(横浜ベイスターズ→東京ヤクルトスワローズ→読売ジャイアンツ)
4試合 3打数1安打 打率.333 本塁打0 打点0 犠打0 四球2 三振1
1508試合 4429打数1150安打 打率.260 本塁打69 打点475(1999年〜2017年 実働19年)
阿部慎之助(読売ジャイアンツ)
7試合 23打数6安打 打率.261 本塁打2 打点7 犠打0 犠飛0 四球1 三振2
2282試合 7514打数2132安打 打率.284 本塁打406 打点1285(2001年〜2019年 実働19年)
炭谷銀仁朗(埼玉西武ライオンズ→読売ジャイアンツ→東北楽天ゴールデンイーグルス)
3試合 3打数安打 打率.000 本塁打0 打点0 犠打0 犠飛0 四球0 三振1
1476試合 3714打数796安打 打率.214 本塁打46 打点337(2006年〜2022年 実働17年)
2013年WBCメンバー詳細〜内野手編〜
第三回大会を支えた内野手の成績をまとめてみました。
※通算成績はWBC時点ではなく2022年終了時点でのものとなります。
鳥谷敬(阪神タイガース→千葉ロッテマリーンズ)
7試合 15打数4安打 打率.267 本塁打1 打点2 盗塁1 犠打2 犠飛1 四球4 三振2
2243試合 7537打数2099安打 打率.278 本塁打138 打点830 131盗塁 四球1055 (2004年〜2021年 実働18年)
井端弘和(中日ドラゴンズ→読売ジャイアンツ)
6試合 18打数10安打 打率.556 本塁打0 打点4 犠打0 犠飛0 四球5 三振3
1896試合 6803打数1912安打 打率.281 本塁打56 打点510 149盗塁 犠打248 (1998年,2000年〜2015年 実働17年)
松田宣浩(福岡ソフトバンクホークス→読売ジャイアンツ)
7試合 21打数7安打 打率.333 本塁打1 打点5 犠打0 犠飛0 四球2 三振6
1910試合 6903打数1831安打 打率.265 本塁打301 打点991 135盗塁 (2006年〜2023年現在現役 実働18年)
坂本勇人(読売ジャイアンツ)
6試合 25打数6安打 打率.240 本塁打1 打点6 盗塁1 犠打2 犠飛1 四球0 三振3
1985試合 7580打数2205安打 打率.291 本塁打266 打点944 160盗塁 ※2022年シーズン終了時点(2007年〜2023年現在現役)
松井稼頭央(西武ライオンズ→メッツ→アストロズ→東北楽天ゴールデンイーグルス→埼玉西武ライオンズ)
6試合 11打数0安打 打率.000 本塁打0 打点0 盗塁0 犠打0 犠飛0 四球1 三振2
1913試合7190打数2090安打 打率.291 本塁打201 打点837 盗塁363(1995年〜2003年,2011年〜2018年 実働17年 ※在籍18年)
630試合2302打数615安打 打率.267 本塁打32 打点211 盗塁102(2004年〜2010年 実働7年)
稲葉篤紀(ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ)
7試合 21打数6安打 打率.286 本塁打1 打点1 盗塁0 犠打0 犠飛0 四球0 死球1 三振3
2213試合 7578打数2167安打 打率.286 本塁打261 打点1050 二塁打429(1995年〜2014年 実働20年)
本多雄一(福岡ソフトバンクホークス)
4試合 1打数0安打 打率.000 本塁打0 打点0 盗塁0 犠打0 犠飛0 四球1 死球0 三振0
1313試合 4673打数1289安打 打率.276 本塁打15 打点347 盗塁342(2006年〜2018年 実働13年)
2013年WBCメンバー詳細〜外野手編〜
第三回大会の外野手の成績をまとめてみました。
※通算成績はWBC時点ではなく2022年終了時点でのものとなります。
糸井嘉男(北海道日本ハムファイターズ→オリックスバファローズ→阪神タイガース)
7試合 21打数6安打 打率.286 本塁打1 打点7 盗塁2 犠打1 犠飛0 四球6 死球3 三振2
1727試合 5919打数1755安打 打率.297 本塁打171 打点765 盗塁300(2007年〜2022年 実働16年)
中田翔(北海道日本ハムファイターズ→読売ジャイアンツ)
6試合 21打数6安打 打率.286 本塁打0 打点2 盗塁0 犠打0 犠飛1 四球3 死球1 三振3
1604試合 5832打数1456安打 打率.250 本塁打288 打点1025 (2009年〜2023年現在現役 実働15年)
内川聖一(横浜ベイスターズ→福岡ソフトバンクホークス→ヤクルトスワローズ)
6試合 23打数8安打 打率.348 本塁打1 打点4 盗塁1 犠打0 犠飛0 四球1 死球1 三振3
2022試合7230打数2186安打 打率.302 本塁打196 打点960 二塁打360 (2001年〜2019年、2021年〜2022年 実働21年)
長野久義(読売ジャイアンツ→広島東洋カープ→読売ジャイアンツ)
6試合 23打数8安打 打率.348 本塁打1 打点4 盗塁1 犠打0 犠飛0 四球1 死球1 三振3
1505試合 5136打数1445安打 打率.281 本塁打157 打点590 二塁打239 (2010年〜2023年現在現役 実働14年)
角中勝也(千葉ロッテマリーンズ)
5試合 9打数1安打 打率.111 本塁打0 打点0 盗塁1 犠打1 犠飛0 四球1 死球0 三振2
1307試合 4350打数1220安打 打率.280 本塁打57 打点500(2007年〜2023年現在現役 実働16年)
第三回大会の2013年WBCは決勝ラウンド初戦で敗退するも、鳥谷の窮地での盗塁、井端の起死回生のタイムリーなど印象に残る大会となった
第三回大会の2013年WBCは2009年の大会から残念ながら3連覇とはならず決勝トーナメント初戦で敗退となってしまいました。
そんな中でも予選ラウンドで負ければ敗退という絶望的な状況から鳥谷敬の盗塁成功、井端弘和の起死回生の同点タイムリーなど現在でもWBCの過去の大会を振り返ると語り継がれるシーンとなりました。
2009年大会を最後にイチローが代表から退き、世代交代が進む中でのWBC第3回大会でしたが、本大会から優勝したドミニカ、プエルトリコが力を入れて選手の招集を始めたためWBC自体に強豪国が力を入れるようになったと言えるでしょう。