プロ野球ベストナイン

【プロ野球】歴代最強の先発ピッチャーベスト3を選出させて頂いた

1936年に始まった日本のプロ野球の歴史は非常に長いです。

そんな中でも先発ピッチャーといえば一般的に投手の中でも総合力が素晴らしいイメージが強いですよね。

そんな中で、プロ野球をこよなく愛する当サイトが客観的かつ、独断(笑)で、

史上最強の先発ピッチャー3名を選んでみました!

【レジェンド】史上最強の先発ピッチャー3名!+どうしても外せなかった名選手も1名!

※尚、歴代最強先発ピッチャーに順位なんてつけるのは恐れ多いので、ランキング形式ではございません。

※便宜上、選手名は敬称略をさせて頂きます。

金田正一(国鉄スワローズ→読売ジャイアンツ)

引用元:https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20190823-11

キャリアハイ:1958年 56登板31勝14敗 332.1回 防御率1.30  311奪三振 WHIP0.83

通算成績: 944試合400勝298敗 5526.2回 防御率2.34 4490奪三振 WHIP1.07 (1950年〜1969年 実働20年)

先発投手として異次元の944試合に登板し、400勝、投球回数、奪三振数ともに1位の金田正一投手がやはり選ばれるべきでしょう。

金田氏の「170キロは出ていた」などという語り種はスピードガンがない時代ですし、現実的ではないと思われたとしても、実際に、残してきた実績や、同時代の他の投手と比べても突筆すべき成績を長らく残してきた金田正一は最強の先発ピッチャーであると考えてもいいでしょう。

スポーツ科学的に現代のプロ野球はピッチャーの肩肘の怪我が増えましたし、それが実際にどのように作用しているかどうかはわかりませんが、やはり金田正一が長年に渡ってトップクラスの成績を複数年に渡って残してきたことを考えても、その言動から賛否両論がありましたが、手放しで賞賛されるべきピッチャーなのではないでしょうか。

黒田博樹(広島東洋カープ→ドジャース→ヤンキース→広島東洋カープ)

引用元:https://www.ssksports.com/baseball/kuroda_report/

キャリアハイ:2006年 26登板 13勝6敗1セーブ 勝率.684 189.1回 防御率1.85 144奪三振 WHIP1.00

通算成績(NPB): 321試合 124勝105敗1セーブ 2021.2回 防御率3.55 1461奪三振 WHIP1.25 (1997年〜2007年,2015年〜2016年 実働13年)

通算成績(MLB): 212試合 79勝79敗1セーブ 1319.0回 防御率3.45 986奪三振 WHIP1.17 (2008年〜2014年 実働7年)

NPB、MLBの両リーグで最も安定した成績を欠かすことなく残し続けてきた素晴らしい先発ピッチャーが黒田博樹であると言えるのではないでしょうか。

日本で124勝、アメリカで79勝と援護に恵まれない時もひたすら自分の仕事を通し続けたところに黒田博樹の凄さがあるのではないでしょうか。

NPB時代は力で推すパワーピッチャーでしたが、MLBでモデルチェンジをしてシンカーやツーシームを使い新しいスタイルを確立し、どんな環境でも力を発揮しました。

結果的に日米通算で203勝を挙げ、名球会入りも果たしました。

ダルビッシュ有(北海道日本ハムファイターズ→レンジャーズ→ドジャース→カブス→パドレス)

引用元:https://www.jiji.com/jc/d4?p=dar001-jlp10956024&d=d4_spo

日本時代キャリアハイ:2011年 28登板18勝6敗 232回 防御率1.44  276奪三振 WHIP0.83

通算成績(NPB): 167試合93勝38敗 1268.1回 防御率1.99 1250奪三振 WHIP0.98 (2005年〜2011年 実働7年

通算成績(MLB): 266試合103勝85敗 1624.1回 防御率3.59 1929奪三振 WHIP1.14 (2012年〜2014年、2016年〜2024年現在現役 実働11年)

近年で驚異的な投手と言えばダルビッシュ有でしょう。

また、日本のプロ野球のこれまでにあったトレーニングの常識を打ち破り、筋肉トレーニングを取り入れ、入団時は高身長ながら細身の体でしたが、当時はピッチャーにはタブーと言われていた筋肉トレーニングを積極的に取り入れ、強靭な肉体を手に入れ、凄みが増しました。

MLB移籍後も非常に高い奪三振率で大型契約を結ぶなど非常に評価が高く、肘の手術などで離脱した期間もありながら、30代を過ぎても高いパフォーマンスを発揮しています。

日本では200勝到達が一つのステータスのように捉えられていますが、ダルビッシュ有はそんなものよりも凄みを感じさせてくれる投手なのではないでしょうか。

と、ここまでベスト3人を挙げてみましたが、、、、

すみません、どうしても外すに外せない素晴らしい先発ピッチャーをご紹介させて頂きます。

斉藤和巳(福岡ダイエーホークス・福岡ソフトバンクホークス)

引用元:https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=002-20200907-70

日本時代キャリアハイ:2006年 26登板18勝5敗 201.0回  防御率1.75  205奪三振 WHIP0.96 勝率.783 完封5 無四球3

通算成績(NPB): 150試合79勝23敗 949.2回 防御率3.33 846奪三振 WHIP1.22 勝率.775(1997年〜2007年 実働11年 ※在籍14年)

魂で投げる漢の中の漢とも言えるような投手が斉藤和巳でしょう。

通算成績は怪我の影響で79勝ですが、キャリアを通して僅か23敗という驚異的な数字が斉藤和巳の凄さを数字から見て取れるでしょう。

とにかく先発したら最後までチーム、ファンの為に腕を振るスタイルで投球を繰り広げてきました。

斉藤和巳が先発する日は負けないという雰囲気が漂っていました。

記録上はもしかしたら、大きく注目されることはないかも知れませんが、当時のプロ野球を見ていた野球ファンなら誰しもが斉藤和巳の偉大さを知っていることでしょう。


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通算勝利数で歴代すごい先発ピッチャーを挙げてみた

4名の歴史に名を残す先発ピッチャーを書いてきましたが、

そんな歴史に名が残るような先発ピッチャーを「通算勝利数」という観点で挙げてみました。

先発投手歴代通算勝利数ベスト10

1位 400勝 金田正一

2位 350勝 米田哲也

3位 320勝 小山正明

4位 317勝 鈴木啓示

5位 310勝 別所毅彦

6位 303勝 V.スタルヒン

7位 284勝 山田久志

8位 276勝 稲尾和久

9位 254勝 梶本陸夫

10位 251勝 東尾修

現代のプロ野球では少し達成できそうにもない通算勝利数が並びますね。。。

リリーフなど投手の分業制がなかった頃ですので先発投手が基本的には完投して当たり前の時代ではありましたが、それでも一つの時代を彩ってきたスーパースターが並んでいます。

これだけの勝利数を積み重ねられたのは、怪我なくやって来れたからということに他ならず、やはり偉大であることには間違いないでしょう。

番外編とするには大変申し訳ないのですが、日本野球界で大きな動きを見せた1人の偉大な先発ピッチャーを最後にご紹介させて頂きます。

野茂英雄(近鉄バファローズ)

引用元:https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20170525-02

日本時代キャリアハイ:1990年 29登板18勝8敗 235.0回  防御率2.91  287奪三振 WHIP1.17 21完投 ※新人王

通算成績(NPB): 139試合78勝46敗 1051.1回 防御率3.15 1204奪三振 WHIP1.32 (1990年〜1994年 実働5年)

上記の成績に加えMLBで通算123勝を挙げ日米通算201勝とNPB時代の勝利数よりも多くMLBで勝利を挙げ、NPBよりもMLBで長く活躍を続けた野茂英雄。

当時は近鉄との契約問題でマスコミや日本中から意図せず「ワガママ」のレッテルを貼られてしまい、日本を出る形となりましたが、結果的に野茂英雄以降の有望な投手が多くMLBへ挑戦するきっかけとなりました。

独特のトルネード投法から力強いストレートに落差の大きいフォークを投げわけ、日米で三振の山を築き、レジェンドと呼ぶに相応しい投手と言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか?

ポジション毎の歴代レジェンドを上げていきましたが、皆さんの先発ピッチャーベスト3ございましたら是非コメント欄でも結構ですのでご意見いただけると嬉しいです。

※他のポジションもありますので是非ご覧くださいませ。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )

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