近年のプロ野球界は、パリーグ、特にソフトバンクホークスが本当に強いですよね。
特にこの直近の2011年から2020年の10年間で日本シリーズの勝者はパリーグ9勝、セリーグ1勝と圧倒的にパリーグが日本一に輝いています。
特にパリーグの9勝のうち、ソフトバンクが7度と無類の強さを誇っています。
そんな中で近年議論されているのが「セリーグもDH制を導入してみてもいいのではないか」という意見が出ています。
確かにDHなしのセリーグだと投手が打席に立たなくてはならず、パリーグだと交流戦を除いて年間通じて打席に立つことはないので投球に集中すればいいという考え方もできますよね。
ただ、私はどうしても言いたい!!笑
変えるなら絶対こうすべき!!という意見があるのでこれから書いていこうと思います。
セリーグにDH制を導入するならパリーグにもDHなし制度を導入すべし!!
タイトルの通りです。
そもそも、DH制度自体がいい悪いではなく、そこまで議論するなら
セリーグパリーグ平等に「DH制となしを両方導入すればいい」
と私は思います。
そこで考えついた案がこちらです!!
シーズンが年間143試合ある中で、セリーグとパリーグ前半戦と後半戦に区切ってDH有無を入れ替えればいいと思うんです。
例えば、
2022年は前半戦の72試合セリーグがDH制でパリーグがDHなし。
後半の71試合はセリーグがDHなしでパリーグがDH制。
翌、2023年は前半戦の72試合セリーグがDHなしでパリーグがDH制。
後半の71試合はセリーグがDH制でパリーグがDHなし。
※交流戦はセリーグ本拠地球場ならDHなし、パリーグ本拠地球場ならDHありなどにする。
という形で繰り返して交互に前半と後半など試合数で割って平等に導入するのはどうでしょうか。
また、元阪神タイガースOBであり元コーチの中西清起さんが、Youtube上で、DHなしにより投手がキャンプ中に投球に携わる練習だけではなくバッティングやバントの練習もしなければいけないことについて言及されています。
これは非常に参考になる意見ですよね。
正直、DHがないから勝てない勝てるの世界ではありませんし、2005年から始まったセパ交流戦に関して言えば、2019年終了時点で(2020年はコロナ禍により交流戦中止)セリーグが966勝、パリーグが1102勝、引き分け60といった結果が出ていますよね。
しかも年度別でセリーグが勝ち越したのは2009年のみでその他年度は全てパリーグの勝ち越しという結果も出ています。
色んな見方が出来ますが、少しセリーグ寄りになってネガティブにいうと、「交流戦でパリーグ投手がお祭り気分で打席に立っているぐらいでシーズン通して打席に立つプレッシャーや負担は計り知れない」ということでしょうか。
パリーグにDHなしを導入する反発や懸念はあるだろうけど
パリーグにそもそもなかった「DHなし」を導入することによってパリーグ連盟から反発や拒否の声は確実に上がると思います。
というかそもそも、1シーズンで2つの制度を使い分けるということは、守備はできないけど打撃に特化した選手の起用や戦力補強などチームの編成面でも様々な面で懸念事項が出てくることでしょう。
ただ、これは個人的に思いますが、どちらのリーグもDH制、DHなしを導入するぐらいやらないとフェアにはならないし、それでセリーグが強くなるか、勝てるかどうかも1年、2年でわかる話ではありませんよね。
2021年現在巨人の原辰徳監督の問題提起、提案の本当の意図はわかりませんが、、、
ただ、野球のルールは基本的にセリーグもパリーグも同じなのです。
唯一の違いはDH制度の有無でしょうか。
その辺りをクリアにしないといつまでも議論していても本当の意味で野球界は良い方向に発展していかないと思うのは私だけでしょうか。。。
DHなしだって決して悪くないんです、9番投手が打つ意外性のあるホームランは味方チームを勇気づけますし、相手チームのテンションをガタ落ちさせます(笑)
もし投打でセンス抜群の松坂大輔がセリーグだったら、逆に打撃も得意な桑田真澄がパリーグだったら、大谷翔平がセリーグだったら、色んな「たられば」が出てきますよね。
近年のソフトバンクホークスの強さはDHというよりも3軍制度に加えて設備面などのハード面に投資しており選手層を非常に厚くしているということに言えるではないでしょうか。
いやぁ、まとまりませんが、、、
皆さんは「セリーグDH導入について」どのようなご意見をお持ちでしょうか。
お気軽にコメントも頂けますとありがたいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )