2020年が始まってほぼずっと世の中は【コロナウイルス】の話題や対策のニュースが流れています。
僕じょへーは2020年11月時点でもずっとイギリスに居ます。
何とか生きています。本当に何とか生きているということを実感するばかりです。
現代を生きる人の大半は戦時中を知りません。僕も31歳になりましたが、ひいじいちゃんに興味本位で小さな頃話を聞いていたぐらいで本当の大変さは残念ながら身をもって体験していません。
そんな現代で人々の健康、それだけではなく今までの経済活動を脅かしてしまっている現在は、
サバイバル時代に突入したのではないか?
と強く感じるので記事にしてみました。
実際に僕の記事を読んで頂いて「どう感じるか」は皆様の置かれている状況によって全然違うと思うのですが、1人のイギリスのワーキングホリデー(YMS)で現地の日系企業で働いていて、イギリスで生活していて感じる事をベースに書いていきたいと思います。
仕事が減っているという実感はすごく感じる
あえて業種、何をしているかという事を伏せさせていただきますが、比較的名前を聞けばある程度の人はわかるような会社名の下で仕事をしています。
そして、サービス業ということでもなくイギリスで言えば「エッセンシャルワーク(必要不可欠の業種)」という位置付けになるこの業種ですが、
やはり、めちゃくちゃ仕事が減っています。
ゼロではありません。
それでも、確実に仕事が減っていると感じます。
なんせ、モノも人もどの企業も個人レベルでもなるべく動かさないように必要最低限にコストを抑えている社会情勢がめちゃくちゃ影響しています。
ヤバイです。
これ何がヤバイかというと、現時点で入ってくるお給料に対して生活費は賄えています。
とは言え、僕は誰がどう考えても、その組織の中の末端中の末端なのです。
別に僕は自分自身を卑下しているわけではないです(優秀じゃないけど笑)
実際にいくら会社で仕事をしていようとも、会社という組織にお金が回らなくなった時に何が起こるかは、社会人になっている方だと簡単に想像できるでしょう。いや、学生でも子供でもわかる問題です。
末端から切るしかないのです。
会社の経費において、色んな要素があると思うけど、飲食店でもどんなところでも一番高くつくのは「人件費」でしょう。
その中で売上が減少すると確実に必要なくなるのは、末端にいる従業員なのです。(何回も言わなくていいですね笑)
もちろん経営する側にもリスクが付き纏うのはもちろんのことなのですが、僕は経営者ではないですしこの辺を書き始めると、キリがないので省きます。
イギリスで行われた休業補償も安心はできなかった?
実際にイギリスでは飲食業、小売店などの業種の従業員、組織に対して、
国が法律でロックダウンを行った事に対して、休業補償をしています。
つまり、コロナの感染拡大を避けるために家にいてじっとしていてもお金の心配はしないでねという制度です。
3月のファーストロックダウンでもそうだし、今回の2度目のセカンドロックダウンでもそうです。
日本はそれほどたくさんの支援を個人レベルにまでしていなかったようですが、(いやいやそんな事ないよという方もいるかも知れませんが、個人レベルの給付はイギリスは凄く強力です。)
イギリスだと国籍問わずそれまでイギリスで働いている人全員が対象となっています。(必要不可欠な業種以外)
ただ、ロックダウンが終わっても社会が人々がコロナウイルスの対策や脅威から完全に解き放たれていない現状で、
お店が再開したとしても、消費、経済の落ち込みは深刻な状況です。
つまり、お店が再開しても今までのように沢山働けなかったり、過剰になった従業員の解雇を余儀なくされるということがあります。
実際に解雇されてしまった人も知っています。
どう考えても僕より英語の能力もある人です。
いや、、、ヤバイですよね。。。。(それしか言えないのがやばいじょへー)
人に頼るのではなく、自分自身だけが頼りになるサバイバル時代になるのでは?
僕が仕事をしていて正直に感じることがあります。
いつか自分もこのままでは切られてしまうのではないか、仕事がなくなるのではないか。
と。
確かに仕事をする上で大切なことは自分の力もそうだけど人様の力を借りて成し遂げることがほとんどであることは間違いないと僕は思っています。
それでも、この世界各地で経済の衰退が起こっている今、
今までと同じ自分でいるという事はとても危機的状況なのではないかと思うんです。
英語がそんなに得意ではない、日本語が話せる。残念ながら輝かしい学歴も職歴もない。
Youtubeで銀座の飲食店のオーナーさんが店舗を閉鎖せざるを得なかったという動画を見ましたが、こちらのオーナーさん、どう考えても優秀な方だなと個人的には思うのですが、それでもこうなのかと言葉を失ってしまったんですね。。。
もしかしたら仕事はあるのかも知れない、あるとは思う、ただ、イギリスでの求人をみていても激減しているのは事実です。
募集しているような職種と言えば、金融系、ITエンジニア、医療関係(ナース)その他は極端に少なくといった状況です。
サービス業界や観光業界に特化して力を発揮していた人は本当に今苦しくて仕方ないと思うんです。
あまりネガティブに書きすぎると読んで頂いている皆様が不安になってくるのではと思ったのですが、今これが現実なのでしょう。
辛いと思ってもどう思っても現実は本当に変えられないものです。
本当に生き残りを掛けた戦いが始まっていると思います。
もし、経済が元に戻ったとしても、戻らなかったとしても、今辛抱強く生き抜くために力を費やせた人が最後には勝つと僕は信じています。
唯一この状況での自分の学びとしては、「とにかく自分が力をつけるしかない」と強く感じることが出来たことです。
辛いことも沢山あります。
それでも、僕個人としては前を向いて最後までイギリス生活を全うしたいと思いました。
皆様も健康面、経済面、不安は尽きないでしょうが、とにかく今は目の前に1ミリでも可能性があることに少しずつでも前進できるように、諦めず歩いていきましょう!!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )