イギリスワーホリ

イギリスYMS(ワーホリ)生活これにて終了!!

人生に一度しかないイギリスのYMS(ワーホリ)生活がこれにて終了です。

イギリスでの滞在期間は2019年9月初旬〜2021年7月4日ということで、約22ヶ月間のイギリス滞在となりました。

僕は2019年前期イギリスYMSの抽選に当選して渡英しました。

※なぜ2年間満了せずにイギリスを去ったかについては別の記事で触れていきますね(ネタを薄くクレープ記事のように伸ばしてる感笑)

そんなイギリス生活をまとめる事は非常に難しく、一概に書けない部分もやはりあるので、イギリスを去ってから時間が経過しすぎないうちに部分ごとに書いていきますが、、、

まずはやっぱり「じょへーのイギリスYMSおまとめ」から書いていきますね!

ワーホリに行くならイギリス以外の国を考えた事はなかった

イギリス以外の国にワーホリで行くというのはどうしても僕の中ではイメージが出来ませんでした。

ビートルズやオアシスという音楽に10代の頃から触れてきたし、英会話を学び始めて時間が経過すればするほどイギリス英語への憧れが増していったので、

やはりワーホリに行くならどう考えても「イギリス一択」でした。

それ以外の国もとても魅力的で、もし行けばそれはそれでいい経験が得れたかもしれませんね。

ただ、ワーホリの中でもイギリスは他の国が「1年間※一部条件が揃えば2年滞在できるところもあるらしい」なのとは違い「2年間滞在して就労が出来る」ということが個人的に魅力的で、1年間ではその国の酸いも甘いもその両方を得る事はできないのではないかと考えていました。

それで、一気にまとめると、「やっぱり2年間いると、イギリスの良い部分も悪い部分も知れたしそこと向き合いながら生活ができた」という事です。

今回のじょへーざっくりしすぎてやばいです(笑)

結果的に2020年3月から2021年4月頃までイギリスはコロナ禍のど真ん中に陥ってしまい、ロックダウンもあり、人との接触制限が非常に厳しく、そこはもう、何を言っても仕方ない部分かなとは思いますが、自分の願いは叶ったので非常に満足しています。

イギリスでコロナ禍に直面しても何があっても日本への帰国はしなかった

2020年3月コロナウイルスの正体も情報が曖昧で、突然、都市封鎖を意味するロックダウンが敢行されました。

正直、この頃は、エッセンシャルワーカーと言って社会活動上、外に出て仕事をすることが許可されている仕事をしていましたが、

何にも触れたくなかったぐらいとにかく全ての感染の可能性が怖かったです。

世の中に消毒ジェルやマスクも枯渇していたので入手が非常に困難でした。

結果的に2度か3度かもう、どれがロックダウンなのか分からないぐらい制約ばかりでしたが、僕は意地でも日本に帰りませんでした。コロナ絡みとはいいたくはないですが収入も減りました。

それでも、日本に帰ってしまうともうあの時イギリスに到着した時の熱意や想いが少しでも自分の中で無くなっていく方が嫌だったんですね。

「帰ってきたら?日本の方が安全とは言い切れないけど安心でしょう?」と声をかけてくれた方もいました。

結果的に、大規模な規制が掛かったロックダウンは2度ありそれも合計すると本当に1年分ぐらいは自由に生活が出来ない状態が続きましたが、「意地でもここにいてやる!」という思いで過ごしてきました。

コロナのせいにしたいことも沢山あったけど、やっぱり知人友人に愚痴も言ったこともあるけど極力自分自身で負のオーラ全開にならないように、「イギリスで空気吸ってるだけで最高!!俺幸せすごい!!」と自分を洗脳していました(笑)

約2年間イギリスにいて感じた良いところ悪いところを簡潔に書いてみた(ぶっちゃけたよ!)

約2年間と自分の人生の中ではまだ日本での29年間の生活の方が長いですが、さすがに2年間その国や地域にいると、良いところもあれば悪いところも沢山感じることが出来ます。

【イギリスの良いところ】

  • ロンドンは多様化が進んでいてそれぞれの考え方や意思を尊重しようとする風潮がある。
  • 世界から集まった人種がいるので色んな人に出会える
  • ロンドンなら日本人も多いから日本食も少し高いけど日本の水準に限りなく近いレベルで食べられる
  • ハードワークが当たり前になっていない(え、もうだめなんですか!って思うこともある笑)
  • 超伝統的ロックンロールがある(ライブ、コンサート行けず残念)
  • 行政の手続きは日本より楽(オンラインで完結することがほとんど)
  • 昔ながらの建造物がとても綺麗(地震がないですからね。。。)
  • 日本より自然に溢れている気がする(都心部でも芝生が広がっている公園がある)
  • イギリス人は仲良くなったら本当にいい人が多い(逆にとことん笑顔で距離を置いてくる人もいる)
  • 日本ほど息苦しさを感じない(でも嫌な人はいるけどね)
  • 田舎にいけばロンドンとは違って白人系のイギリス人が大半。自然が最高で人々も穏やかで癒される
  • 自炊をすれば日本より安上がり(レストランは高いけどスーパーはそこまでやばくない印象)
  • 夏はカラッとしていて快適。ただ30度を超え出すとやっぱり普通に暑いしやばいと思う。

でしょうか。やっぱり全然日本と違うんですよね。

これはやっぱりイギリスの環境ってもう日本とは全く違うと僕は感じました。

逆にイギリスの悪いところを挙げてみました。

【イギリスの悪いところ】

  • 基本的に自分を犠牲にして組織の為に働かない人が大半なので書類や手続き系の話は待たされることが多い
  • 価格の割に壊れやすい商品が多い(商品のクオリティは日本が個人的に最強)
  • 物価が高すぎる(調子に乗って外食を繰り返すと致命的になる場合がある)
  • 英語が出来ないと明らかに人と距離を感じる事が多い(良くも悪くも英語が出来て初めて土俵に立てるのかも)
  • 住宅価格が高騰しすぎてもはや異常(普通にフルタイムの仕事をしてもルームシェアじゃないと家が借りられない人が多い)
  • その割に古い物件が多いので設備がボロい(故障して修理屋の仕事を作るためなのかと思うぐらいとにかく壊れる事が多い)
  • 配達などの納期を早める為には常に追加料金で解決させようとする節がある(日本の比にならない負担増)
  • 上記のようにお金で解決出来てしまう感があり格差も大きいと感じる(意外とイギリスは厳しい社会)
  • アジア人差別をする人が少数派だけどいる(でもイギリスではやっちゃいけないって社会全体で言ってるので身の危険を感じるほどではない)
  • 国民全員が無料で受けられる医療サービスNHSが機能していなくて結局保険適用外で診察、治療を受けるととんでもなく高額請求になる(歯医者に行ったときに恐ろしい金額が飛びました)
  • 上記医療サービスが機能していなくて風邪をひいて診察の予約をすると1ヶ月先と言われ、診察を受ける前に完治しているという日本では考えられない事が起きている(それなら3割負担でもすぐ診てもらいたいよね)
  • 上記のように日本に比べると簡単に病院に行けないのでやはりお金がある人が救われやすい状態になっているのも事実である
  • 基本的にイギリスそこら中監視カメラがついている(交通違反も検問は滅多になく監視カメラで行っている)
  • 夏が来ない?と思うぐらい夏でも冷え込む。基本ダラダラと雨が降る。イギリスの天気ダメってイギリス人でもいうぐらい(笑)

とまぁ、色々挙げてみましたが、書いているうちに勝手に白熱して書きすぎました(笑)

嫌いなところも沢山あるのですが、それでもイギリスに住みたいと思っている日本人だけではなく外国人も非常に多いと聞くので、トータルで言うとすごく良い国ですね!(締めくくり方の粗さったら笑)

補足して書くと、日本人は僕のように「イギリスの文化に憧れて住みたい」と考える人が大半を占める一方で、ヨーロッパや比較的経済情勢が厳しい国の方は「イギリス=お金が良いから住みたい」という考えの方が僕が実際に聞いてきた中で非常に多いように感じました。

海外旅行経験なしでの初海外はイギリス長期滞在は刺激的だった

僕は何を隠そう生まれてから29年間日本に生まれ日本で育ち、海外旅行の経験すらありませんでした。

ちょっと海外行ってみたいな!と思っていたものの日本で働いてストレスなのかだらしないのか飲み歩いていることも多かったのでそんな予算や時間も全然ありませんでした。

なので、29歳で突然イギリスでの2年間の生活をスタートさせたので、変な固定観念もなく、それこそもう、見るもの全てが物珍しくて刺激的でした。

一応、オンライン英会話は英語が出来ないながらも日本で働きながら仕事後に自宅で受講していたのですが、本場イギリスの英語はもうそれはそれは自分が「1ミリも英語が出来ない人」と思えてしまうぐらい英語が出来ませんでした。

もちろん、書くととっても長くなるのですが辛い経験もしました。

海外だろうが日本だろうが辛いことって世界共通で辛いなと学びました。(ポジティブかよ笑)

それでも、英語も大して出来ないし他にイギリス社会に必要とされるほどのスキルのない僕がイギリスで生活しているという意地だけで過ごしてきた事については、少しは自分を評価しても良いかなと思っています。

失敗を恐れてやらないより、やってみて失敗して後悔を残さない

という事がイギリス生活での1番の収穫かもしれません。

今ワーホリ中の方、これからワーホリへ行かれる方、

僕よりすごい日本人のワーホリの人なんて山のように出会いました。自分のレベルの低さはすぐに気付く事が出来ました。

心の中で「負けたくないな」と思っている部分はありましたが、自分なりに一歩ずつ前を見て歩き続けることの方が何よりも大切だと僕は思い続けてきました。

ワーホリの日本人の方が嫌いという事は決してないけど、お互いの貴重な時間を奪い合ってはいけないと思い、極力困っている人を除いては距離を置きながら2年間を過ごしました。

だから「こいつなんか冷たいな」って僕のことを思った方も少なからずいると思うんですよね。

やっぱり負けたくなかったのかな?(笑)

ワーホリって全然正解なんてないんですよねきっと。

外国に出てみて日本がより素晴らしい国で早く帰りたい!っていうのも僕は大正解だと思います。

ワーホリ終わってもじょへーをどんどん表現していきますので、読んでくださる方は楽しみにしておいてくださいね!

最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )

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