景気がよくなっていると感じない日本で働く会社員の方々は多いのではないでしょうか。
高度経済成長から実質の終身雇用制度が日本にはあり、沢山の人が安心して働ける時代になりました。
現代の日本で生きる僕たちは、間違いなく日本の経済の衰退に直面しながら生きています。
ストレスだってとてもあると思います。なかなか時間をかけて仕事をしても結果がついてこないということがあります。
結果が欲しくない人なんて誰もいないですからね!
これからの時代、会社、従業員の間で何が必要であるかといことを考えてまとめてみました!
情報が簡単にインターネットで手に入るようになった
情報が簡単にインターネットを通して手に入るようになりました。
インターネットに入る情報により、営業職であるセールスの人があの手この手を使って自社の商品を他社よりもいいものに見せるように上手に話しても、神経質な人は、インターネットで事実を調べるでしょう。
つまり、今の時代は商品を高い値段で売るという事が非常に難しくなっています。
私も感じるのですが、本当に難しいです。
特に相場感がすぐに出てしまう市場だと激戦区になるので、どうしても売る側の努力では限界があるのも事実だと言えるのではないでしょうか。
丁寧さも大切だが効率の良い利益を企業も考えなければならない
日本の製品やサービスはとてもいいと国内外問わず定評があります。
これは、中国人が日本の百貨店のみならず、量販店でも爆買いをしているところを見ても一定以上、日本の製品がとても品質が高いということは明白だと言ってもいいでしょう。
ただ、現代の日本は人不足や少子高齢化という深刻な問題を抱えています。
更には昔のように、法定時間を超えるような労働を強いることはできなくなってきています。
日本の良いところでもあり、悪いところでもある、とにかく完璧にして世の中に、お客様にサービスや商品を送り出すという精神は非常に素晴らしいですが、現実的に長時間労働というものは人々を疲弊させてしてしまっていることは紛れも無い事実です。
全て完璧にやるという事は無理があります。
採用活動をすればいつでも人が入る時代でもありません。
ここで、努力をしなければいけないのは企業です。僕は会社や事業を経営した事がないのでとても労働者目線ですけどね。
本当にやらなければいけないことをブラッシュアップして従業員が1円でも1秒でも早い時間で利益を生む事ができる労働生産性を上げることに企業は注力すべきです。
力の入れどころを間違えてしまうと、サービス自体の品質は高くても効率が悪く、本来得られる利益を生む機会を減らしてしまいます。
僕の働いてきた企業でも、そうであるところ、そうでなかったところがあるので非常にこの点に気付けているかいないかで会社の将来性を考えさせられます。
従業員の努力や労働だけに依存しない収益システムを
この考え方が本当にあっているのかどうかというと少し偏りがあるかもしれません。
企業は、利益を生まなければどれだけ綺麗事を言っていても潰れてしまいます。
もちろん、経済活動をする上で必ず「人の力」つまり労働者は必ず必要になる場面はあります。
ですが、従業員の努力だけでは限界があります。企業は、シンプルに1日8時間と法定時間内での残業時間で経済活動を行わなければいけません。
従業員の優劣というのはもちろんありますが、限界があるのも事実です。
どれだけ、能力の高い従業員でも、2人分3人分の仕事をこなす事は出来ません。
そうなると、企業はこの厳しい世界での経済活動を戦い抜くために1人の従業員がどれだけ効率よく利益を生み出せるかという事から逆算して仕組みを作っていかなければなりません。
無駄な定例会議、根回し、稟議書、これらをいつまでも引きずっているようでは企業として将来はないでしょう。
GAFAと言って、Google、Apple、Facebook、Amazonという世界的に知れ渡る企業はまだ日本からは誕生していません。
今後の未来を考えると、企業も必ず変化を受け入れなければ時代に来ていると思います。
僕は、これからの経済活動で戦う1人として、目の前にある考え方や事実だけが全てではないということを前提に日々考えながら行動していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。