野球

【2021年プロ野球】パリーグ野手タイトルホルダーを見よ!

2021年のプロ野球、レギュラーシーズン(ペナントレース)も終えました。

予想外の順位と共に、今年もプロ野球ファンを楽しませてくれましたね!

早速ですが2021年パリーグ野手のタイトルホルダーを紹介していきます。

ちなみに2021年シーズン前に予想した記事はこちらになりますので、

「あ、もう、そんな全然当たってないじゃない笑」と笑ってみてあげてくださいませm(_ _)m

それでは、2021年のパリーグ野手のタイトルホルダーを見てみましょう!!

2021年パリーグ野手タイトルホルダーだ!

【首位打者】

👑吉田正尚(オリックスバファローズ)受賞2度目(2020年、2021年)

打率.339

引用元:https://baseballking.jp/ns/column/279560

圧倒的なスイングの力強さと速さで2020年に続き首位打者に輝きました。

残念ながら、怪我、死球の影響により、全試合出場とはなりませんでしたが、無事規定打席に到達し、タイトル獲得となりました。(仮に規定打席未達でも残り打席全凡退と仮定しても打率1位となる史上初の規定打席未満での首位打者獲得の可能性もありました。)

2020年度も.350とハイアベレージを残し、チームには欠かせないどころか球界でも屈指の強打者になりました。入団してからも大いに期待されましたが、腰の怪我などに悩まされなかなか本来の力が発揮出来ませんでしたが、2年連続で打撃タイトルを獲得できるというその実力は本物だと言えるでしょう。

また、チームの優勝争い時に死球での離脱という不運にも遭いましたが、オリックスは無事リーグ優勝を果たす事が出来ました。

なお、2位は森友哉で.309と2020年の大不振から復活を成し遂げましたが、吉田との差は3分もあるという点と規定打席到達者の中で3割打者が僅か4名という状況で吉田正尚が異次元であったという点がお分かりいただけるでしょう。

【本塁打王】

👑杉本裕太郎(オリックスバファローズ)初受賞(2021年)

32本

引用元:https://www.iza.ne.jp/article/20210916-AXD2435STFJONGUZCRZBDOSXAY/

大学、社会人経由でのプロ入りながら、2020年まで一度も規定打席に達したこともなく、シーズンを通しての2桁本塁打すらありませんでしたが、今シーズン突如の大ブレークとなり、何と本塁打王まで獲得しました。

30歳を迎えたシーズンで初めての規定打席到達、しかも打率も.301と確実性もあり、破壊力のある長打でオリックスのチーム自体のシーズン前の下馬評を覆した要因の1人と言えるのではないでしょうか。

それまでは、「安打=本塁打」などと、確実性にやや欠けるところもあり、ここぞの勝負所で代打などで起用されることも多かった杉本でしたが、見事に花開いた形となりました。

本塁打だけではなく、パリーグ規定打席到達者の中で3割以上がたった4人しかいない中の1人が杉本であるという点も素晴らしい点でしょう。

なお、2位はロッテのレアードで29本、3位はソフトバンクの柳田悠岐で28本とリーグを代表する長距離砲を抑え且つ、30本越えはパリーグで杉本のみと数字以上に存在感を際立たせた1年となりました。

【打点王】

👑島内宏明(東北楽天ゴールデンイーグルス)初受賞(2021年)

96打点

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1a85331a524d10499ee44b47cac97967138885e0

大卒プロ入り10年目のシーズンで見事打撃タイトル初獲得となった島内宏明。

安定した打撃成績を年々残していたものの、タイトル獲得争いに割って入るほどではありませんでしたが、2021年はとにかく勝負強い打撃が際立ち、得点圏打率は規定打席到達者の中でリーグ2位の.328(1位は吉田正尚で.400)と、勝負強さをしました。

また、島内自身のキャリアハイとなる本塁打21本とこちらもリーグ6位タイと、比較的投高打低というパリーグの状況の中で長打力も発揮しました。

なお、2位はロッテのレアードで95打点と僅か1点差とシーズン最後まで打点王争いを繰り広げました。

【盗塁王】

👑和田康士朗(千葉ロッテマリーンズ)初受賞(2021年) 盗塁成功率.857

引用元:https://bunshun.jp/articles/-/39282

👑源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)初受賞(2021年) 盗塁成功率.800

引用元:https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/824350/

👑西川遥輝(北海道日本ハムファイターズ)受賞4度目(14年、17年、18年、2021年)盗塁成功率.750

引用元:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/10/31/kiji/20211031s00001173133000c.html

👑荻野貴司(千葉ロッテマリーンズ)初受賞(2021年)盗塁成功率.706

引用元:https://www.chunichi.co.jp/article/357041

24盗塁(上記4名タイとなったため同時受賞)

パリーグ同時4名が同タイトルを獲得するという異例ずくめの盗塁王のタイトルは、パリーグ史上最小のこれまでの31盗塁(93年近鉄大石大二郎)を下回る24盗塁となりました。

また、ロッテの和田康士朗は史上最少打席の24打席のみでの盗塁王獲得となり、足のスペシャリストとしてのタイトル獲得となりました。また、入団時からずっと怪我に泣かされてきたロッテの斬り込み隊長荻野貴司は最高齢での盗塁王、また、169安打で最多安打にも輝きました。

今シーズンこれらの状況が起こった要因としては、5月までに20盗塁をマークしていた西武のルーキー若林楽人の早期からシーズン復帰絶望となる離脱、昨年50盗塁でタイトル獲得となったソフトバンク周東右京も21個(2021年リーグ5位)を記録した時点で右肩手術による離脱となった事により、本来の盗塁王候補が次々に離脱した事が挙げられるかもしれません。

それにしても4名同時受賞って。。。

という事で、掲載名の順番は盗塁成功率が高い選手の順番とさせて頂きました、こちらは同数がなくて良かったです。。。

2021年シーズン前のタイトル予想は当たらなかった。。。

こちらのパリーグ野手タイトル争いにおいてはシーズン前に予想した内容とは大きく乖離する結果となってしまいました。

投手においては山本由伸が最優秀防御率のみ予想的中したものの今やパリーグどころかNPB最強投手なので妥当でしょう。

また、予想外であった点はこれは私のみならずオリックスの杉本裕太郎でしょう。さすがに長打力があることは誰もが認めるところでしたがまさか本塁打王を獲得するという予想は誰が出来たでしょうか。

吉田正尚の2年連続首位打者は流石の一言に尽きます。ドラフト1位で入団してから2年間は怪我に苦しみ規定打席に到達するまでには至りませんでしたがそれでも高打率を残し続けていましたが、どちらかというと本塁打王争いを演じるのではと予想していた野球ファンも多いのではないでしょうか。

また、2021年のパリーグの打撃タイトルは首位打者こそ吉田正尚の.339と高い水準での獲得になりましたが、2位の西武森友哉が.309、リーグ3割到達者が4名と投高打低の傾向でシーズンを終えました。

盗塁王はロッテの和田、荻野、西武の源田、日本ハムの西川と同数となる24盗塁というパリーグシーズン最少での盗塁王タイトルとなりましたが、2022年以降はソフトバンクの周東右京、西武で2年目を迎える若林など、まだまだ数多く走れる選手がいる事にも注目です。

また、忘れてはいけないのがパリーグ最強打者であろうソフトバンクの柳田悠岐が3割28本とタイトル獲得とはなりませんでしたが、高いレベルでの結果が残っていること、栗原も.274、21本塁打と実質年間を通しての活躍となった2020年から成績を伸ばしている点は今後も注目でしょう。

反面、シーズン当初に打撃タイトル獲得を予想していた、元日本ハムの中田翔がシーズン絶不調、不祥事により巨人への無償トレード、楽天の浅村栄斗が例年よりも成績を落としてしまった点など、2020年タイトル争いを賑わせた選手が不調に陥るなどがあるのがプロ野球の世界であると改めて思わされました。

予想とは大きく外れてしまいましたが、、、

2021年パリーグ投手のタイトルホルダーの記事も書きましたので、よろしければ併せてご覧下さいませ!

最後まで読んでいただきましてありがとうございました( ^ω^ )

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