2021年のプロ野球、レギュラーシーズン(ペナントレース)も終えました。
予想外の順位と共に、今年もプロ野球ファンを楽しませてくれましたね!
早速ですが2021年セリーグ野手のタイトルホルダーを紹介していきます。
ちなみに2021年シーズン前に予想した記事はこちらになりますので、
「あ、もう、そんな全然当たってないじゃない笑」と笑ってみてあげてくださいませm(_ _)m
それでは、2021年のセリーグ野手のタイトルホルダーを見てみましょう!!
2021年セリーグ野手タイトルホルダーだ!
【首位打者】
👑鈴木誠也(広島東洋カープ)受賞2度目(2019年、2021年)
打率.317
レギュラー定着後の2016年から高いレベルでの安定した成績を残し続け、2021年終了まで一度も3割20本塁打以上を下回ることはなく、広島不動の主砲として君臨し続けています。
広島歴代打者の中でも歴史に名を残すような打者へと成長しましたが、MLB移籍の噂も2021年シーズン終了時点であり、シーズンオフの話題の中心となるでしょう。
また、2位は.315で広島の坂倉でした。高い打撃能力は入団後早くから2軍情報に詳しい野球ファンや広島ファンから大きな期待を持たれていましたが、チームには會澤翼という絶対的捕手がおり、ポジション上なかなか牙城を崩すことが出来ませんでした。しかし2021年はその打撃力を活かすために、一塁手としても出場し見事規定打席へ到達しました。3位は横浜DeNAのルーキー牧で.314と新人史上に名を残す成績を残しました。
.320未満での首位打者争いとなりましたがリーグに3割規定打席到達者が僅か7名と比較的投高打低というセリーグ全体を通しての傾向もありました。(パリーグも同様)
【本塁打王】
👑村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)初受賞(2021年)
👑岡本和真(読売ジャイアンツ)2年連続2度目受賞(2020年、2021年)
39本
同数の39本で2名の受賞となりました。村上は初受賞、岡本は2年連続2度目と若い世代が台頭して参りました。ヤクルトの村上はドラフトでのハズレ1位、岡本は競合なしの単独指名での入団でしたが、プロの世界は入団するまで開けてみないと分からないということがよくわかります。
いずれも終盤まで優勝争いをしたチーム同士でやはりチームに本塁打争いをする主砲の存在というのは投手力はもちろんですがそれ以上に試合を決定付ける本塁打というものの重要性は高いのではないかと考えられます。
3位は広島の鈴木誠也で僅かに1本届かず38本、4位は山田哲人の34本と、こちらもヤクルトの打線の充実度が分かります。
【打点王】
👑岡本和真(読売ジャイアンツ)2年連続2度目受賞(2020年、2021年)
113打点
世界の王貞治以来44年ぶりとなる2年連続で本塁打と打点の2冠王に輝き、チームに欠かせない存在となりました。入団して3年間は大きく期待されながらも1軍へ定着できませんでしたが、3年目の2018年に22歳で3割30本100打点を達成しました。
ファンやマスコミの声が厳しい巨人の4番という重責と他球団からのマークもあり、シーズン中に不振に陥ることもありますが、シーズンが終わった頃には必ず数字が残っているという欠かせない存在となりました。
2位はヤクルトの村上で1点及ばずの112打点、3位はヤクルトの山田哲人で101打点とヤクルトの今シーズンの得点力の高さがよく分かります。
【盗塁王】
👑中野拓夢(阪神タイガース)初受賞(2021年) 盗塁成功率.938
30盗塁
シーズン序盤から存在感を発揮しルーキーながらレギュラーとして1年間活躍し規定打席に到達し打率は.273と阪神にとって欠かせない存在でした。
また、盗塁死が僅かの2で盗塁成功率は.938という点も大いに評価されるべき点ではないでしょうか。
ドラフト6位での入団ながら全盛期の不動の遊撃手鳥谷敬の後を担う存在として来シーズンも期待が集まるでしょう。
2位はこちらも阪神の近本で24盗塁でした。広い甲子園球場で機動力を活かした野球が出来るようになってきており、近年の阪神は若い力がチームを盛り上げているということが分かります。
2021年シーズン前のタイトル予想は当たらなかった。。。
こちらのセリーグ野手タイトル争いにおいてはシーズン前に予想した内容と比較し、
見事!!
本塁打と打点王の岡本和真の2冠王を的中させることが出来ました!といっても、彼の実力は本物ですので私がすごいのではなく、岡本自身の実力でタイトルホルダーの位置を定位置にしたという事実が素晴らしいかと思います。
盗塁王も2位でしたが阪神近本は比較的ニアピンといってもいいレベルでした。
首位打者においては予想した広島西川、ヤクルト村上、中日高橋といずれも首位打者争いから離れてしまいました。
2021年のセリーグはヤクルト打線が大きく飛躍したことが優勝の理由の一つに挙げられるかも知れません。
巨人も岡本和真が本塁打、打点とチームの得点力に直結するタイトルを獲得できましたが、シーズン終盤にチームの打線が不調に陥り、投手陣も絶不調というところが優勝争いから離脱してしまった要因であると考えられます。
しかし打撃部門だとタイトルこそ獲得はありませんでしたが横浜DeNAは打率3位の新人牧、本塁打でもリーグ5位の28本でオースティンその他に桑原、佐野、宮崎が3割到達と投高打低のセリーグの中で打撃力を示したと言えるでしょう。ですので、来年もし横浜DeNAが投手力を整備できるとなると一気に台風の目となる可能性もシーズン終盤に勢いがあった広島同様にセリーグの勢力図を今年のヤクルトのように大きく変えて来る可能性もあります。
来年もタイトル争いに期待が集まりますが、やはり新戦力の台頭というものは毎年プロ野球を見ているファンとしては楽しみの一つですので、新人、若手が一気に伸びて来ることを期待して来年もプロ野球を楽しみたいですね!
2021年セリーグ投手のタイトルホルダーの記事も書きましたので、よろしければ併せてご覧下さいませ!
最後まで読んで頂きありがとうございました( ^ω^ )