じょへーでございます。
経済学者でも社会学者でも何でもないじょへーですが、海外に丸2年半滞在してきた中でどうしても語りたい。
日本、本当に大丈夫??
ということです。
僕の海外生活歴は現在進行中で長くなっていってますが、イギリスに2年近く、キプロスで6ヶ月少しになります。
なので単に「海外」と言ってもそれがどの国なのかで全然変わってくるとは思うのですが。。。
先に言わせて欲しいのが、「日本の生活水準、快適さは僕が日本を含め3カ国過ごしてきた中で最高」ということです。
なので、決して日本批判でも何でもなく、事実だけで言いますと、30年以上日経平均株価が最高値を上回ることがないんですよね。
メディアなどでは「失われた30年」と言われています。
じょへーは32歳なのでこの失われた30年を29歳までずーっと日本で生きてきたわけです。
なので、じょへーがお金持ちじゃなかったとかそういうのは別としても全体的にずーっとなだらかに停滞した時代を過ごしてきたわけです。これ、受け取るお給料以上に働いていて新しいものが動いているなっていう感覚よりも雰囲気的にずーっと変わっていないんだなという感覚がありました。
決して僕は社会人として大きな功績は挙げたわけではありません。なので大した事もない。
でも、「このまま日本にいてはダメだ!」という謎の使命感で海外に出ました。というか日本の会社員としてお金ももちろんの事、働いている意味が全く為せなくなってしまったんですよね。
英語は強烈に下手くそでした、でももう知らん!と思って飛び出しました。
前置きが長くなりましたが、海外から客観的にみた日本について書いていきたいと思います。
コンテンツ
少なくともイギリス、キプロスよりも生活レベルの水準は圧倒的に高いと思う

基本的に同じだけのお給料をイギリス、キプロス、日本で貰ったとします。
それが年収400万円だったとします。
一番生活水準が高いと感じたのはどう考えても「日本」です。
というのも、日本だとお給料が安くても何とか自分で家を借りられるしその借りた家は基本的に、インフラもしっかり整っていますよね。
そもそも「電気、水道、ガスのインフラがしっかり整っているか?」なんていう事は日本に住む人たちの中で貧乏な人でも会話の話題にあがる事はほとんど聞きません。というか日本時代のじょへー、お給料安かったですけどそういうの聞いた事ないです。
後はお食事ですよね。コンビニに行けば、日本人は不健康というかも知れませんがそれなりに1,000円以内で美味しいものが買えるし、調理をせずとも食事は完結します。
日本で生活していて残業にまみれていた時は平日にお料理する時間と気力が確保出来ずに、外で買ってきたお弁当などで食事を済ませていた時は「つまらない」と思っていましたが、海外に出て出来上がった食べ物を食べて生活するともっと食事はつまらないです笑
イギリスでは電車やバスがストライキで止まる事もあれば、基本的に物件を新築することがないので雨漏り、水道や電気の故障はよくあると聞きますし(幸いなかった)、キプロスでは住んだ家が悪かったのですが3日連続停電が起こり、壁や天井(じょへー1階ですからね笑)から雨漏りがするなど、まぁ日本での当たり前が当たり前じゃなかったんだと思わされることがめちゃくちゃ多いです。
それに道路は日本が一番綺麗に舗装されているし、ゴミもイギリス、キプロスに比べて一番落ちていないです。
こんなの書き出したらキリがないです本当に笑
なので、生活する上での水準というか、レベルは僕が別に変な日本が好き!とかそんなのではなくて客観的に考えても日本が一番なのかなぁと思うんですよね。
それでも若者の○○が絶えないし、経済は衰退していく

不思議なことに、これだけ日本は素晴らしいということを言っていても、そこに住む若者がこれからまだまだ先の長い人生を自ら終わらせてしまう日本ってやばくないか?
と純粋に思うんですよね。
じょへーは2012年から社会人になりましたがよく人生の先輩方に、「社会は甘くない」「全力でやれ」と言われてきました。
で、全力でやった時期もあったし、バカバカしくなって腐っていた時期、両方ありました。
じょへーがなぜ全力でやることをやめてしまったか、いや、これって本当は日本人の美学的に美しいことではないし、個人的にも全力でやるべきだとは思う。
理由は一つなのですが、
会社の中ですごく自信満々にしている上の人たちが言っている事がビジネスという観点ではズレているんじゃないかと思い始めたから。
です。
最初の方はアドバイスを貰いにいきました。ただ、そのアドバイスの内容がもう全然はっきりしないというか。。。今の時代まだそんなこと言ってるんですか。。。みたいな、、、
それにコミュニケーションが明らかに一方通行になってしまっていたような気がするんですよね。
若いから偉そうには言えないとかそういう年齢や入社歴的なところでビジネスが前に進められな所にすごく違和感を感じました。
僕は素晴らしいビジネスパーソンではないですが、正直ビジネスの世界に年齢やこれまでの経験だけが全てではないと思うんですよね。
若い人が失敗するのと同じぐらい、どんな年齢の人たちでも完璧なんて事はありえないんです。
ただ、日本には高度経済成長や景気が良かった時代に同じ会社にずっと同じようにやってきていた人たちがこれまでと同じ思考でたまたま少しだけ固定電話がスマートフォンにまでなったぐらいですが、本質的には同じなんだなと悟ってしまったんですよね。
でも世界はもっと早いスピードで年齢関係なく変わっていっているんですよね。
生意気なことを言って申し訳ないですが、これが僕が感じていた日本の社会時代です。
それに僕が一番不思議に思うのが海外で生活してみて、働いてみて「どう考えたって日本人の方が長い労働時間働くし一生懸命やるのになんでお給料の費用対効果が合わないの?」ということです。
これを当たり前、仕方ないと諦めてしまうことは、自分で自分の首を絞めているだけだと思うんですよね。
だからやっぱり先人の方たちが築いてくれた素晴らしいものは間違い無いけど、現代では間違っている部分も絶対にあるんだと僕は思っているんです。
イギリスで働いた日系企業で、日系企業で仕事をするのはもう最後にしようと思った

29歳でイギリスに行き、ワーキングホリデーのビザで行ったのですが、英語がからっきしだったじょへーがイギリスの企業なんかで働けるわけもなく、日系企業のみしかオファーが出ませんでした。(英語がいかに大事かということを思い知らされました)
イギリスでお仕事をする機会を頂けた日系企業にはすごく感謝しています。
ただ、そこでみてきた景色はやはり「異様」でした。
というのも、比較的大きな日系企業だったのですが、僕が働いていた部署のトップの方が日本の本社からきていた「駐在員」だったのですが、
トップにもかかわらず、驚くほど英語ができなかったということでした。
もはや、ワーキングホリデーできていた日本の社会の落ちこぼれを自認していた自分よりも正直ひどいなと思うレベルでした。
取引先はロンドンを中心とする日系企業ばかりだったので、英語は必要ないと言えばないのですが、そこに関連して働く人たちはイギリス人だったりヨーロッパ人だったりするわけです。
なのでコミュニケーションがすごく限られているし、そういった英語圏の人たちと問題が生じた時はみてみぬふりをして自分の駐在員としての期間に大きな問題になり自分の評価を下げないためだけに仕事をしていたという印象が非常に強かったです。
英語が出来ない人を見下したりするのではないんです、そんな人がイギリスという国にきた大企業の駐在員として人を送るのかと驚きを隠せなかったんですよね。お給料も会社員としてはそこそこの大学を出た若者がもらっているよりも遥かに上だと思いますし。
つまり、そういった企業は日本企業が衰退していくと一緒に衰退していくわけで、日本でしか生き残っていけないという側面も非常に強いんだなと感じたのです。
そして、ワーキングホリデーが終わる頃には「君のビザが切れて日本に帰っても日本で君を雇いたいと思う企業はないと思うよ」
とその企業の素晴らしいお偉い様からありがたいお言葉を頂戴したので、
「どうしても海外に残り、現地の企業に行きたい、日本に帰って日系企業で働くのは絶対無理だ」という思いで気合いで仕事を探しました。
そして、日本語スピーカーという役割ではありますが、キプロスという国で英語が公用語の企業に就職することが出来ました。
恐らくじょへーはこの先の未来で日系の企業で会社員として働くことはもうないと思います。今の会社をクビになってもダメになっても、日系の企業で仕事をするという発想は一切湧いてこないんです。
上がらないお給料、昇進も上の人たちがのさばって変化もなく面白くない状況だと人間ダメになりますよね?笑
ビジネスは常に新しく変化していっているものなので、僕がいつどこで今やっていること、思っていることが「間違い」に変わるかもわかりません。
ただ、やはり日本って変わらないとやばいな。。。って思うんですよね。
ちょっとだけ経済絡めてしまうと円安は止まらないし、かといって日本の輸出系企業が好調かといえば決してそんな事もなく、、、むしろ輸入に依存している国なので給料は上がらずモノの値段がどんどん高くない、企業、家計の負担は逼迫していくばかり。。。
ウッとなる内容ですが、残念ながらこれが事実なのでしょう。
日系企業でもなく、自分の周りの99%が日本人ではない環境

僕は残念ながら英語だけで自分の価値を生み出せるほど英語も上手ではないしまだまだ成長段階にあります。
ただ、会社に行けば、外に行けばキプロスという国は日本人が本当にほぼゼロのこの環境の中で暮らしているということは、必ずそのさきの先の人生に生きて来ると思うんですね。
同僚と愚痴を言う事もあるけどやっぱり英語で愚痴を言うより日本人と日本語で愚痴を言ったほうが分かち合える瞬間も多いんです。
だけど、それだけ日本人が外の世界を知るということはあまりないと思うので僕はその発信をしなければいけないとも思っているんです。
日本を変えられるなんて一切思ったりはしないですが、
成長した自分が日本の役に立てる日が必ず来る。とは思っているんですよね。
だって僕日本人なんだもん笑
それに日本は移民をどれだけ受け入れて労働者人口を増やそうが、そもそものシステムや経済の仕組みを変えてどんどん海外に強気に出ていかないと結局日本で働く日本人がしんどい思いばかりしてしまう構造は変わらないと思うんですよね。
だから、僕はもっと海外で成長したいし経験したい。正直、生活だけなら今すぐ日本に帰りたい(笑)
でも、日本にいて働いていたら知らないことばかりだし、苦労もわからない。
僕みたいな落ちこぼれが海外の企業からお給料が貰えてるんだから優秀な人は、僕なんかよりもっと海外で活躍できる僕は思います。
じょへーのブログ、改めてテーマも定まっていないですが、少し趣向を変えて投稿させて頂きました。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました( ^ω^ )